公開講演会・公開講座
心臓病を防ぐ
杏林大学医学部 教授(第二内科学 循環器内科)
吉野 秀朗
(虚血性心疾患:心筋梗塞・狭心症 の病態解明、虚血性心疾患の診断と治療、
冠攣縮性狭心症の診断治療、急性大動脈解離の病態解明)
日 時:平成24年10月20日(土) 13:30−15:00
会 場:杏林大学三鷹キャンパス大学院講堂
(付属病院第2病棟4階)【定員 243名】
○講演概要
「心臓病を防ぐ」とは、その発生を予防することを意味します。しかし、年齢とともに発生する病気もあり、必ずしも完全にはその発生を予防できません。大切なことは、その年齢に応じて未然に病気としての発生を予防し(動脈硬化の進行を予防し)、異常を最低限に留め(血圧を低くコントロールし)、自覚症状の出る前に異常を発見し(血圧測定や血液検査、心電図検査)、症状が出たらすぐかかりつけ医に相談し(いつもとどう違うのか、心配すべき異常かが分かる)、重大な異常になる前に対応することです。万一病気になってもその再発を予防することが大切で、そのためには、自分が元気になった時何をしたいか、何をして人生を楽しみたいかを考えることが大切です。それが病気に勝つエネルギー源になります。一読、十笑、百吸、千字、万歩が健康の秘訣です。
○講師略歴
1977年慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学病院、済生会中央病院、足利赤十字病院、向島済生会病院を経て1990年より杏林大学病院勤務。
その間、1987年から1989年の2年間米国ペンシルバニア州ガイジンガーホスピタル心臓研究所研究員。
○所属学会
日本内科学会(評議員)、日本循環器学会(評議員)、日本心血管インターベンション治療学会(評議員)、心臓病学会(評議員)、冠疾患学会(評議員)、日本臨床生理学会(評議員)、国際心臓研究学会日本部会(評議員)、日本シネアンギォ研究会代表世話人
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入場無料・申し込み不要
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問い合わせ 杏林大学 広報・企画調査室