公開講演会・公開講座
地域と高齢者と医療
杏林大学名誉教授
熊谷 文枝
(専門:家族・高齢社会、比較文化社会、情報社会と社会問題)
日 時:平成27年1月24日(土)14:00−15:30
開 場:13:30
会 場:三鷹ネットワーク大学
定 員: 100名
○講演概要
「海外に出ると自国・日本を知らないことに気づく」と言われます。私自身も例外ではありません。「日本はインヴィジブル(不可解)」と言われ、また、日本の実情が正しく理解されていないと感じました。しかしそれは、私たち日本人が、日本の実情を世界に向けて正しく発信してこなかったことにも原因があります。
そこで本日の講演会では、日本の「地域と高齢者と医療」の関連性についてお話します。
まず、日本にも地域的多様性があることを歴史的に考えます。次に世界でもまれに見る速度で超高齢社会が進行する現在の日本の地域的多様性に注目します。そして最後に、高齢者が抱える大きな問題点「医療」について、地域からのサポート・きずな再構築の必要性を考えたいと思います。
○講師略歴
1976年 アメリカ・ニューハンプシャー大学大学院 社会学博士号取得
1988年 杏林大学外国語学部・教授着任
2009年 杏林大学客員教授就任を経て、2013年4月から杏林大学名誉教授
○著作物紹介
『21世紀アメリカの社会問題』(勁草書房、2004)、『日本の地縁と地域力』(ミネルヴァ書房、2011)、
Unmasking Japan Today (Praeger, 1996), Families in Japan (U Press of America, 2008)、
Family Issues on Marriage, Divorce, and Older Adults in Japan (Springer, 2014)など著作多数
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入場無料・申し込み不要
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問い合わせ 杏林大学 広報・企画調査室 tel.0422-44-0611