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第8回 オックスフォード便り
ウォーリック城、シェークスピアの生誕地を訪ねる

外国語学部英語学科講師 倉林秀男

8月25日
朝8時30分にCIE前に集合をし、9時にウォーリック城に向けて出発。10時30分に到着。城壁高くそびえる中世の城やビクトリア朝の生活を再現した館の見学。お城の塔に登り、ウォーリックの街並を見下ろす。そこには赤い屋根が鱗のように連なった中世の景色が見られる。この塔に上るにはとても狭く、急で、暗い螺旋状の石段を上って行かなければならないのですが、ぐるぐる回っているうちにどこまで上ってきているのかという感覚がわからなくなってくる。息切れをしながら(多分、私だけですが・・・)、それほど広くはない塔のてっぺんまで登りきったときに、学生たちは周りの景色を見渡し、記念撮影をしたり、風に当たったりとしていました。約500段近い石段を上り下りしたので、いい運動になりました。集合時間の1時30分までは自由行動をし、思い思いの場所で昼食を食べました。
お城の中には中世の騎士の格好をした人たちが至る所にいるため、ちょっとしたテーマパークのような雰囲気でもありました。

私は、昼食を食べた後、何人かの学生たちと一緒にお化け屋敷に入りました。日本のお化け屋敷は、薄暗く、じめっとした雰囲気で、火の玉が飛んだりという感じなのですが、ヨーロッパのお化け屋敷は、真っ暗で、死者がよみがえったり、ゾンビが出てきたりします。最初は、子供だましのような物だろうと思っていたのですが、予想は裏切られ、かなり恐怖感のあるものでした。中世のお城をそのままお化け屋敷にしてしまうところが恐怖感を増しています。観光地なので、いつの間にか驚いている顔を写真に撮られ出口で見ることができるのですが、自分の驚いている顔の方が、怖かったかもしれません。

ウォーリック城からバスでシェークスピアの生誕地であるストラットフォード・アポン・エイヴォンに向かいました。そこでは、シェークスピアの生家の見学をしたり、手入れの行き届いた英国式の庭園をのぞいたりしました。シェークスピアは日本人にもよく知られた劇作家ですので、杏林のグループ以外にも多くの日本人観光客が見学に訪れていました。

明日は、こちらで過ごすはじめての日曜日。希望者は楠家先生とUTSの釜森さんと一緒にロンドンへのツアーに出かけます。ホストファミリーが親類のパーティーに学生を招待したり、ファミリーと一緒に海に行ったりする学生もいるとのこと。それぞれがよい経験をすることになるでしょう。私は、オックスフォードでお留守番。市内散策を学生たちとする予定です。