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第2回
コンケン大学の学生と交流

総合政策学部准教授 北島 勉

8月29日

研修2日目の朝はあいにくの雨となってしまいましたが、6人とも元気に、コンケン大学国際交流室に集合しました。
この国際交流室のウィラワンさんが中心となって、コンケンでのプログラムに関する様々なアレンジをしてくれました。

今朝は、コンケン大学人文社会学部のウタイワン先生(教務部長)に、タイの文化に関する講義を英語でしていただきました。
タイの地理、国旗の意味、王室と国民との関係、仏教に関わるお祭りや休日、仏教と精霊信仰、コンケンが位置する東北タイの特徴などについてレジュメとパワーポイントを使いながらわかりやすく解説してくださいました。

学生は話を聞いて、タイには日本と共通する風土や慣習がかなりあると感じたようです。

前列2人目がウィラワンさん

前列2人目がウィラワンさん

ウタイワン先生に杏林グッズを贈る

ウタイワン先生に杏林グッズを贈る

講義の後に、人文社会学部日本語専攻の学生との交流会を行いました。参加してくれた8人全員が女性でした。人文社会学部では女子学生の方が多いそうです。
簡単な自己紹介のあとに、研修参加学生6人で日本と杏林大学に関するプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションは日本語と英語の両方で用意していたのですが、コンケン大学の学生達の日本語力がとても高いことがわかったので、日本語のみで発表を行いました。内容は、日本の位置、人口、四季、文化としてのアニメ、杏林大学の概要と学生生活でした。時々、コンケン大学の学生が質問をするなど、とても楽しい雰囲気で発表をすることできました。コンケン大学の学生8人のうち4人は来日経験があり、私たちが想像していたよりも、日本のことを良く知っているようでした。

続いて、コンケン大学の学生がコンケンとコンケン大学について日本語で紹介してくれました。内容は、コンケンの位置、人口、季節、代表的な観光地、お祭り、コンケン大学の歴史、学部の紹介などでした。彼女らの発表から、コンケン大学と人文社会学部の紹介の概要は以下のとおりです。
◆コンケン大学・人文社会学部◆
1966年に設立。当時は農学部と工学部のみでしたが、現在は、人文社会学部を含む17学部を有する総合大学で、学生数は約3万人。1978年に創設された人文社会学部には、日本語専攻を含め13の課程がある。日本語主専攻は2005年にでき、現在の学生数は115人。人文社会学部は、米国、日本、中国などの大学と交流があり、アジアのスタンダードを目指して頑張っている。

発表の後は、10分程度ほどでしたが情報交換をする自由時間をとりました。メールアドレスや携帯番号を交換したり、一緒に写真を撮ったりと、すっかり仲良くなっていました。今週末にコンケン市内を案内してもらうという話も進んでいるようです。とても楽しい交流ができました。

自己紹介の様子

自己紹介の様子

杏林生のプレゼンテーション

杏林生のプレゼンテーション

記念撮影。皆、明るくて元気です。

記念撮影。皆、明るくて元気です。

昼食後に、コンケン大学学長補佐で、今回のプログラムの受け入れの担当者でもあるナラワット先生を表敬訪問しました。学生達が一人一人英語で自己紹介をしたあと、先生からコンケン大学のバッチとマグネットをおみやげにいただきました。短い期間だがコンケンでたくさんよい経験をしていって欲しいとおっしゃっていました。

前列右から3人目がナラワット先生

前列右から3人目がナラワット先生

午後は、コンケン市から南に50km位のところにあるチョンナボット郡に行きました。
チョンナボットは絹織物が有名で、今回はその製造工程を見学するというのが主な目的でした。ただ、行ってみたら絹織物のお店とその工場はあったのですが、養蚕、糸紡ぎ、機織りの工程を見ることができませんでした。

ガイドのスラチャイさんが、絹織物のお店の人からその行程を行っているかもしれない村の場所を教えてもらったので、そこに行ってみることにしました。

途中何ヶ所かで道を尋ねながら、やっとそれらしき村にたどり着きました。
たまたま外に出ていた女性に聞くと、養蚕をしているということだったので、見せてもらうことになりました。
この村ではほとんどの世帯が副収入源として養蚕をしているのですが、この時期は田植えが忙しいため、糸紡ぎや機織りなどの作業はやらないということでした。

突然の訪問者を快く受け入れてくれて、養蚕や糸紡ぎのことを丁寧に説明してくれたピジッドさんやご近所のみなさんには本当に感謝です。






卵(手前)→蚕(上)→繭(中央)

卵(手前)→蚕(上)→繭(中央)

この絹糸で2m四方の織物ができる。

この絹糸で2m四方の織物ができる。

左がピジットさん

左がピジットさん