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大学ホーム>ニュース&イベント>タイ日記 5

第5回
コンケン大学 農学部を訪問

総合政策学部准教授 北島 勉

8月31日

今日は、コンケン大学の農学部を訪問し、農学部の試験農場と村の農場を見学しました。
農学部では、まず農学部の学部長とお会いしました。農学部には大学院生を含めて約3000人の学生と200人の教員がいるとのことでした。タイの工業化や都市化が進むとともに、農業に従事する人々の割合が低下しており、今後どのように農学部を発展させていくべきなのかということを検討しているそうです。

その後、同大学の中央図書館に案内されました。
OPACやデータベースが整っており、多くの学生がコンピューターに向かって文献検索をしていました。
館内には英語を勉強したい人のための部屋や大同生命から寄贈された日本語の本のコーナー、カフェテリアがあったりと、驚かされることが多かったです。
入館の際は、タイの社会的規準にあった服装であることが求められており、サンダル、半ズボン、ノースリーブのシャツでは入館できないということでした。

「杏林大学のグループを歓迎します」という看板が用意されていました

「杏林大学のグループを歓迎します」という看板が用意されていました

図書館内のカフェテリア

図書館内のカフェテリア

次に、農学部の試験農場を見学しました。
種を作っているところや東北タイの主要な作物である米、トウモロコシ、キャッサバ、ピーナッツなどの生産について研究しているところ、牛や魚の飼育をしているところなどを見学しました。
コンケン大学の敷地面積は約10,000k㎡で、その約半分を農学部が使用しています。
私たちはその広さに本当に驚かされました。

午後は、統合的農業を行っている村に行きました。
統合的農業とは、一つの農家が野菜と米と作り、魚を育てる農業のことだそうです。
作ったものの半分を市場で売り、残りを自分たちで消費するそうです。
農家の方に話を聞くと、肥料や農薬の価格が上がっているので、大変だけれど何とかやっているということでした。息子さんは工場で働いていて、農業を続けてくれるかどうか定かではないということでした。
タイでも農家の後継者は大きな問題のようです。
昨日の病院の見学に続き、なかなか見ることができないものを見学できて、とても有意義な一日だったと思います。

トウモロコシの種の説明を受ける

トウモロコシの種の説明を受ける

餅米作っている統合的農業の水田

餅米作っている統合的農業の水田

今日は、佐藤君と青木さんにそれぞれのホストファミリーを紹介してもらいます。

ホストファミリーの紹介              佐藤隆志
私のホストファミリーは6人家族で、一番上のお姉さんティッキーさん、お父さんのバさん、お母さんのタムさん、おばさんのダオさん、お兄さんのダムさん、妹のドンちゃんです。
バさんとタムさんとダオさんはレストランをやっています。ティッキーさんは大学に勤めていて、ドンさんはティッキーさんと同じ大学の学生です。
バさんは昔バンドをしていたらしく、ギターかドラムができるそうです。ティッキーさんとドムさんはサッカーが好きらしく、ティッキーさんがリバプール、ドムさんとダムさんがマンチェスターユナイテッドファンで、家にベッカムの写真が貼ってあります。ドムさんはバスケットボールと日本のGlay、W-inds、ヒデが好きということです。
バさんとダムさんは、昔バイク事故にあったらしく、バさんは手の甲に、ダムさんは膝に後遺症が残っていました。やはりタイはバイク事故の多い国なのだと実感しました。

バさん、タムさんと

バさん、タムさんと

バオさんとドンちゃん

バオさんとドンちゃん

私のホストファミリー               青木 絢
私がホームステイをしている家族は5人家族です。今は上のお姉さん二人が留学しているので、3人でコンケンに住んでいます。
最初、家に入った時は夜遅くであまり分からなかったのですが、とても大きくて立派なお家です。お正月に複数の家族を泊めるために、大学から提供されているそうで、各階にバスルームとミーティングルームがあり、とても広々としています。
今回、受け入れをすすめて下さったホストマザーのイアムポンさんは、コンケン大学で看護学を教えていて、とてもお忙しい方です。私がタイに来た日も出張の帰りで、今週の日曜日もバンコクまで講義をしに出かけます。お父さんのプラモットさんは、隣の市にある大学で働いて、医学部の教授をされています。普段はそちらの施設に泊まっていて、週末に帰ってきます。
ホストシスターのラタさんは三重県に1年間ホームステイをしたことがあり、日本語がとても上手でした。彼女は日本で見た雪がとてもきれいだったと言っていました。また日本に行きたいと言っていたので、今回のホームステイだけではなく、今後も交流を続けたいと思っています。

ホストファミリーの写真

ホストファミリーの写真

ラタさんと

ラタさんと