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第3回
ふたつのNew Campus Life 〜 アメリカの大学も新学期

総合政策学部講師 岩隈道洋

本日は日曜日ですが、ウィスコンシン大学オシュコシュ校構内の道路は自動車と家財道具やダンボールでいっぱいです。今日はMoving Days のいちばん込み合う日。つまり、新学期になって新入生が自分の暮らす寮に荷物を運び込む日なのです。幸い、雲ひとつない、抜けるような青空。お父さんと思しき男性を叱咤してソファーを運ばせている新入女子学生や、辻辻で案内をしているボランティア学生など、新学期らしい雰囲気にあふれたキャンパスとなっています。

研修参加中の杏林生5名は、11時から今回の研修のコーディネイトをしてくださるJeffさんから大学の設備(食堂・スポーツ施設・売店など)の利用説明や、今日の予定を聞くことになっていました。
ブリーフィングは予定通り行われたのですが、Jeffさんは遠慮せず彼のnormal speedで英語を話しますから、ついていけなくて焦りが出てきたようです。そうか、昨日ピザを頂いていたとき静かだったのは疲れのせいだけではなかったんですね。

幸い、キャンパス内は新入生と案内のボランティア学生で溢れていますので、杏林生5人も、”Are you a freshman?”(新入生ですか?)とあちこちで声をかけられることになり、英語で自分たちの立場を説明する機会に事欠かず、少しづつ英語で話すことの緊張が解けてきたようです。

とはいえ、今日は休日ですから、授業はありません。
ちょうど、大学のMulticultural Education Center で、Freshman歓迎のためのHispanic Students(メキシコ出身者を中心とする、スペイン語を話す南米系の学生)のダンス披露やタコスの試食会と、Hmong Students(モン族(中国では苗族):ミャンマー・タイ・ラオス・カンボジア・ベトナム・中国と、東南アジアの大陸山間部に広く居住する民族で、米国内ではウィスコンシン州に集中的に移民してきている)の学生が主催するパーティーが行われており、それに参加することになりました。
最初は物怖じしていた杏林生たちも、積極的に話しかけてくれるモン族の学生たちとすっかり仲良くなったようです。たまたま居合わせたRichard H. Wells学長から、学生たちに激励の言葉もいただきました。

夕方からは、新入生を歓迎するためのpicnic dinner が開催されました。
野外でセルフサービスのハンバーガーとブラットヴァースト(ドイツ風ソーセージ:ウィスコンシンの名物)を食べながら、新入生と談笑する機会です。ほかの日本の大学から来ている留学生や、先ほど仲良くなったモン族の学生たちを中心に、多くの学生と話すことが出来たようです。

朝はどうなることかとひやひやしましたが、杏林生は自分なりにアメリカの大学に溶け込もうとがんばり始めています。さて、いよいよ明日から授業です。
がんばりましょうね。