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ホームステイレポート 第3回

ホームステイ                   橋本祐樹
4時頃ホストマザーのバーバラさんが向かいに来た。バーバラさんとはウェルカムレセプションのときに会っていたが、話しを聞く(私は英語が全然聞き取れなかったのでバーバラさんが紙に書いてくれたのだが)ばかりだったので、2日間もホストファミリーと話ができるかどうか不安だった。

バーバラさんが運転する車に乗り、家に行く前に食材を買いにスーパーマーケットに行った。そこではとうもろこしを10本ほど買い、2リットルくらいの牛乳を2本買ったりした。私は親と私の3人家族なので、買い物の量に少々驚きを感じた。レジに行き、会計を済ませたあと、商品を袋に入れるのを手伝おうとすると、スーパーの店員が大きな紙袋にせっせと商品を入れていた。日本では買った商品は自分で袋に入れるのが普通なので、文化の違いとはこういうことなのだと改めて感じたのであった。結局、商品は大きな紙袋4つ分にもなった。

そこから5分くらいで家に着き、最初に出迎えてくれたのはホストファザーのケビンと7歳の娘のリュディアと犬のコーリーだった。同じく7歳のアリソンという娘がいてリュディアとは双子だった。もう一人息子のニックがいた。まず、ニックに家の中を案内された。私が寝る部屋はいつもニックが使っている部屋だった。その部屋に荷物を置き、「一緒にTVゲームをやろう」と誘われたのでゲームがある部屋に行き、ゲームをみたところ任天堂のゲームキューブだった。ソフトもカービーやチビロボなど日本のゲームばかりだったので、驚いた。

そのあと、ケビンがバンドをやっているので、その練習を見せてもらうことにした。ケビンはギタ−を担当していて、CDデビューしていて日本でも発売されている。ジャンルはオールドアメリカンミュージック(プレスリーのような音楽)である。ケビンのバンドのドラマーは不在だったので、ギターとベースのみの練習であった。場所はベースを弾いている人の家と思ったが、あまりにもボロく汚かったので、定かではない。一時間くらい練習をし、家に戻り疲れていたのですぐに寝てしまった。

次の日は朝9時くらいに起き、パンケーキとオレンジジュースを食べた。そのあとは、映画のコスチュームの資料館に行った。タイタニックの衣装などの西洋風の衣装が豪華な家具と一緒に飾られていた。外には綺麗な庭があり、子供たちと一緒に写真を撮った。そのあと、家に帰りクッキーをバーバラとリュディアと一緒に作った。日本で売っているカントリーマアムのような感じでとてもおいしかった。夕方には、ホストファミリーとその友達の家へピクニックに行った。食べ物はおいしかったが、知らない人ばかりだったのであまり楽しめなかった。バーバラとリュディアと家に戻り、犬のコーリーの散歩をしたあと、家で「ミュージックマン」という映画を見た。ミュージカル映画のようで言葉はわからなかったが、楽しめた。
日曜日は朝ご飯を食べると、ニックの友達が来て一緒にかくれんぼをして家の庭で遊んだ。アリソンは隠れるのがうまく、なかなか見つけられなかった。久しぶりにたくさん走ったので、楽しかったが疲れた。

その後、本屋とCDショップへ向かった。日本で廃盤になっているCDを探しにいったがなかった。でも、ラルク・アン・シエルのアルバムがあったのには驚いた。本屋さんでは友達のお土産としてペンギンの絵本を買った。家に戻り夕食の準備をした。その日はとうもろこしに、グリルチキン、じゃがバターとデザートだった。デザートは普段食べないが、私が来ているので特別だと言ってくれた。そのあと、ソファーで集合写真を撮った。そのときに一番なついてくれたリュディアがハグをしてくれて、とてもうれしかったが寂しい気持ちでいっぱいだった。その後、バーバラが大学まで送ってくれた。

うまく話が通じなかったり、文化の違いに戸惑ったりもしたが、ホストファミリーがとてもよくしてくれたおかげで、とても有意義な時間を過ごせたと思う。このことは一生忘れないと思う。