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第11回
Happenings’ Day

総合政策学部講師 岩隈道洋

今日9月11日は、朝と夜にちょっとしたハプニングが発生しました。

午前中の授業を終えて、今日は再びミルウォーキーに出かけて有名なバイクメーカーのハーレー・ダヴィドソンの工場を見学する予定だったのですが、同社の都合で訪問がキャンセルとなってしまいました。

学生諸君が授業を受けている間に、UW-Oshkoshの担当者の方々と相談し、代わりにオシュコシュ市内にあるEAA AirVenture Museumを訪問することにしました。
オシュコシュは自作飛行機の製作と飛行を趣味とする人達には世界的に有名な場所なのです。というのも、実験的航空機協会(The Experimental Aircraft Association)という組織がここオシュコシュに本部を置いており、毎年7月にはこのEAAがAir Ventureという名の自作飛行機展示・試行飛行イベントを開催しています。
急遽今日訪問することになったのは、この恒例イベントを記念して作られたEAAの博物館ということになります。

授業終了後、昨日Madisonへのエスコートを担当してくれたCourtneyがバンで迎えに来てくれました。
博物館は、市内のWittman Airportの中にあります。大学からでも車で20分ほどの距離にあり、すぐ到着することが出来ました。
広大な芝生の中に、ポストモダンな雰囲気の建物が建っていて、これがEAA AirVenture Museumです。
この広大な芝生に、毎年7月末には世界中からの自作飛行機が所狭しと並び、空ではアクロバット飛行が繰り広げられるそうです。

博物館の中は、5ブロックに分かれていて、それぞれ(1)航空機の歴史 
(2)航空力学 (3)自作飛行機 (4)軍用機 (5)宇宙開発 という展示となっています。
館内には航空機の模型はもちろん実物がふんだんに展示されています。
無数に展示されている自作飛行機のみならず、戦闘機も十数機現物が展示されており、歴史のコーナーにはライト兄弟の飛行機も原寸大の模型で展示されていました。現物と原寸大模型ですから、ずいぶんと迫力がありました。

杏林生が夢中になっていたのは、航空力学と宇宙開発の展示室です。
航空力学の展示室では、フライトシミュレータで飛行機の操縦体験が出来るようになっていたり、風圧でボールを空中に浮かべるベルヌーイの定理の実験機があったりと、体験型の展示が中心でした。
宇宙開発の展示室でもロケットの推進原理をポンプで体感できる教材や、自分の挙動が無重力では周囲にどういう影響を与えるか見ることが出来るコンピュータ画像室があり、この2つの展示室で2時間近く歓声を上げていましたね。

その後、隣町Appletonのショッピングモールに買い物に出かけ、今日は無事に終わる・・・はずでした。

日付が変わる直前の夜11時半過ぎ、宿泊所であるGruenhagenの火災報知機がけたたましく鳴り出し、館内の学生は速やかに外の芝生に避難することになってしまったのです。
大学内には専用の消防署があり、あっという間に消防車も5台出動!
原因は・・・私、岩隈がお昼に食べ残したピザを食べようとして電子レンジにかけたところ、焦げてもうもうと煙を上げてしまい、火災報知機が感知してしまったことでした。

深夜、オシュコシュではもう冷たい風が吹く時期に、杏林生も寮生もTシャツにサンダル履きで、私が消防士さんたちに事情説明して現場検証をしてもらう20分ほどの間、屋外で待ってもらうことになってしまいました。
幸い、炎を上げて燃えたわけではなく、他のものにも延焼もしておらず、そのまま無事に寮内に戻ってもらうことが出来ました。
現地の学生さんたちには、「寮生がポップコーンを焦がして同じようによく消防車が来るので、気にすること無いよ!」といって慰めてもらえましたが、私の不注意で皆さんをびっくりさせて、寒い思いまでさせてしまいました。ゴメンナサイ。