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第12回
Oshkosh Final

総合政策学部講師 岩隈道洋

早いもので、今日でUW-OshkoshにおけるVOICEプログラムでの研修が最終日となります。

今日の夕方4時から、“Graduation Dinner for the short VOICE Program”ということで、修了式を兼ねた最後の晩餐会が予定されています。とはいっても、ただのパーティーではなく、杏林生たちはUW-Oshkoshでの経験を、授業でトレーニングした英語力を駆使して発表することが義務付けられています。

英米の大学ではよく行われることで、学習の成果を確認するため、大学の先生や先輩、卒業生など学生がターム(学期)を修了するまでに身に着けなければいけない知識・技能を熟知している人たちと、話題を共有して自然に会話する力を試す機会として、昼食会や晩餐会を設けるわけです。今回は、この研修に尽力してくださった経営学部・人文学部の先生方とホストファミリーの皆さん、そして学生たちとかなりの時間を一緒に過ごしてくれたClub Nippon(日本同好会)の学生さんや日本人留学生・助手の皆さんを前に、成果を発表することになります。

杏林生たちは、午前中の授業をその準備充てる予定になっていましたが、お昼まででは準備不足だと感じたらしく、午後になってもみんなラウンジや居室でミーティングを重ねて役割分担や自分の発表すべき英文の準備をしていました。

午後4時過ぎ、杏林生たちは皆、緊張した面持ちで食卓に座っていました。Gudmunson教授、福田教授、私の挨拶のあと、杏林生の出番です。

外国語学部3年生の奥村君が司会を勤める形で、発表会が始まりました。まず奥村君が、“What was the best experience of this staying in UW-Oshkosh?”, “Please tell us which did you like the best food in Blackhawk(学食の名前)?”などの質問項目を一つづつメンバーに聞いて、全員が順番にそれに英語で答えるという形式で、なんと15問もの項目に全員が回答するというものとなりました。ちょっと答えに詰まる場面もありましたけど、皆良くがんばりましたね、結構アメリカ人の先生やホストの笑いを取っている回答もあり、楽しい雰囲気で会場が包まれました。その後、Hartman経営学部長からVOICEプログラムの修了証書が一人ひとりに手渡されました。最後に、締めくくりとして音楽学科の渡辺教授によるフルートリサイタルを拝聴して、今回の公式日程が終了しました。

修了式が終わってから、総合政策学部の千葉君が、「もっと言いたいことがあったし、準備してあった答えでも自分が思ったように英語として発言できなかった。」と悔しがっていました。でもね、そうやって言いたいことが思ったようには伝わらなくてもどかしい思いをするところから、更に「使える」英語を身に着けるためのトレーニングが始まるんだと思います。この経験をバネにして、今後もこつこつ勉強を続けることが大事ですし、今の千葉君はそれが実感として分かった瞬間なのです。他のみんなも同じような思いが多かれ少なかれあると思います。今後も頑張って!

宿舎に戻ってから、私と杏林生はJeffさんに宿泊所Gruenhagenのラウンジに呼ばれました。そこには今回学生たちと一緒に大学生活を過ごしてくれたMegan, Swing, Nieといったアメリカ人やモン族の学生や、Satomi, Shinoといった日本人留学生や助手の皆さんが揃っていました。そして私たちのために大きなアイスクリームケーキと、フルーツサラダを用意してくれました。

デザートをつまみながら、短かった2週間の思い出や、今度オシュコシュに来たときにはいっしょにどこに行こうかなど、話は尽きません。デザートを食べ終わってから、学生たちはバレーボールをしようといって屋外へ出かけてゆきました。きっと夜更けまで語り合い、遊ぶつもりなのだと思います。でも、明日の出発は午前4時! ほどほどにね。