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最終回
再び日付変更線を越えて

総合政策学部講師 岩隈道洋

9月14日は終日自由行動。私は携帯で連絡だけ取れるようにして、杏林生の皆さんとは距離を置くことにしました。やはり雲ひとつ無い好天の中、その間僕にかかってきた電話や、ホテル帰着後の土産話を総合すると・・・

・日本で言えば銀座に当たるユニオン・スクエア付近で、ショッピングを楽しんだ。

・トラベラーズチェックを初めて使って戸惑った。

・外貨両替の際に、思ったほど$が手元に残らなくて、レートや手数料というものを実感した。

・オシュコシュよりもアフリカ系・アジア系の人が多かった。

・食事のときなど、チップの加減が分からなくて焦った。

などなど、手探りの経験を積むことができたようです。


翌朝9月15日は朝6時にホテルのロビーに集合予定・・・のはずが、時間になってもどうしても2名やってきません。電話しても出ません。飛行機の時間もありますので、部屋まで行ったら必死に荷物整理中!聞けば、6時過ぎに私の電話で目覚めたのだとか。
「僕らは車で先に行くから、君たちは地下鉄で追いかけてきなさい。」と少し脅かしたりもしましたが、ぎりぎりまで待って、全員そろって車で空港に向かいました。気をつけようね、橋本君、奥村君。

空港では、残念ながら奥村君の手荷物に入っていたミニチュアバットが没収されてしまいました。いままでのフライトでは問題にならなかったのですが、やはり係官によってその辺の厳格さには温度差がある様です。ちょっと悔しい思いをしながらも、いまさら預けたスーツケースに入れるわけにも行かず、別のかばんをそのために買う気にもなれず、あきらめることになってしまいました。
それから乗り換えのロスアンジェルスまで1時間のフライト。
ロスからは成田行きのジャンボに乗ることになりますので、ゲート付近の待合室は日本人ばかり、放送も日本語が入るようになります。「やっぱり落ち着く」「耳と頭が楽だ!」「でも、もうアメリカじゃないんだね」と、旅の終わりに近づいていることを実感していたようです。根本さんと奥村君はここぞとばかりに免税店でショッピング!
それから10時間強のフライト。日付変更線を越えたあたりで疲れからか皆眠りに就いていました。

日本時間9月16日午後4時、ほぼ定刻どおりに成田空港に着陸しました。入国手続き、荷物のピックアップ、税関と、スイスイと通過し、懐かしい日本に帰国しました。到着ロビーでは、橋本と沓沢君のお母様、笈川学部長、UTSの担当者の方のお出迎えを受けて、記念撮影やT/C・米$のリファンドを済ませて、それぞれ帰途に就くことになりました。

少人数の海外研修で、果たしてみんながどういう体験ができるか、試行錯誤の面もありましたが、参加した学生諸君は「ぜひ来年もまた参加したい」「オシュコシュの学生を東京に呼ぶ!」と言ってくれており、十二分に今回の滞在をモノにしてきたように感じています。

今回の研修のために、多くの皆さんのご助力を得ることができました。特にUW-Oshkoshと杏林大学の関係者の皆様、UTSの皆様、そしてこの報告をご覧いただいていた皆様、本当にありがとうございました。