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ホームステイレポート 第4回

3日間のホームステイ経験              奥村浩由
私のホストファミリーは3人で、ホストファーザーのPeter、ホストマザーのMary Ann、そし私より一足先に、西アフリカのガーナから交換留学生として来ている女子高校生のステイメイトFauziaが迎えてくれました。

1日目はキラースタジアムへアメリカンフットボールの試合を観に行きました。この試合は、ウィスコンシンノース高校とウィスコンシンイースト高校の、それぞれのアメリカンフットボール部が年に一度行う伝統的な行事なのです。私はアメリカンフットボールを観戦するのは初めてで、とても楽しみにしていました。応援するのはもちろん、Fauziaが通っているノース高校です。試合の運びは、サードクォーターまで無得点だったのですが、フォースクォーターで同点まで追いつき、ラスト3分で見事逆転! 優勝しました。臨場感のある生の試合を見ることができて、とても感動しました。また、ノース高校のコーラス部に所属しているFauziaが校歌を歌っている姿も見ることができたので、とても良い体験になりました。

2日目は私のためにレセプションパーティーを開いてくれました。近所のご家族が何組か集まり、ロッヂで料理をしたり、プライベートレイクで遊泳したり、野外でBBQしたりと、とても有意義に過ごすことができました。
そこで私は初めてカヌーに挑戦しました。最初は不安でしたが、次第にコツを掴み、最後は湖を何度も周ってしまうほど夢中になりました。また、十数名もの子どもたちと接することとなりました。彼らは私にとてもなついてくれ、「Hey, Hiro! Let’s play 〜!!」,「Follow me, Hiro!」と私はすっかり彼らの弟分になってしまいました。サッカー、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、アメフト、かくれんぼなど、遊びを通じてアメリカの子ども達の社会を垣間見ることができて、良い収穫になりました。
一日中動きっぱなしだったのですこしハードでしたが、私に傾ける無邪気な笑顔や、芽生えた小さな友情の数々は、他の何物にも代え難い思い出です。

3日目はオシコシにある動物園に行ってきました。そこでしか見ることのできない狼や、私が今まで見たことの無かったラマやプレーリードッグなど、様々な動物たちを観察しました。次にペイン・ミュージアムに行き、映画で使われた衣装の展覧会を見ました。コルセットやドレス、アクセサリーなど、時代の流れを感じる衣装の数々はとても華やかで素敵でした。最後の食事にはメキシコ料理の店に連れて行ってもらいました。タコやブリトー、メキシカンライスはどれも初体験で、私の反応を見る度にPeterとFauziaは笑っていました。

ホームステイを体験して、改めて文化、慣習、人間性の相違を感じました。同時に人との触れ合い方、他言語でのコミュニケーションの威力、思いやりの力を肌で感じることができ、とても充実したホームステイを過ごすことができました。