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大学ホーム>ニュース&イベント>【トピックス】 第36回日本病理学会関東支部学術集会

第36回日本病理学会関東支部学術集会の開催を終えて

 本学医学部病理学教室の坂本穆彦教授が世話人となって、第36回日本病理学会関東支部学術大会が9月29日(土)、本学の大学院講堂で開催されました。
 この学術集会では「細胞診と組織診のコラボレーション」というテーマで、6題の講演と3題の症例検討が行われ、講演の座長は獨協医科大学の井村穣二准教授と菅間博准教授、症例検討の座長は慈生会病院の小松明男先生と多摩南部地域病院の斎藤生朗先生がそれぞれ務めました。井村准教授と小松先生は本学出身者でもあります。

 講演は、矢島正純准教授(本学産婦人科)、本学病理学教室に在籍していた前田昭太郎教授(日本医科大学多摩永山病院)、高名な向井万起男准教授(慶應義塾大学)など坂本教授と親交の深い先生方がそれぞれの専門の立場から行い、いずれも日常診療に大変参考になるお話でした。

 本学術集会はこれまで病理学会員だけが参加する会でしたが、坂本教授の発案により今回は日本細胞学界東京都支部会員にも参加を呼びかけるなど、新しい試みがなされました。

 当日はあいにくの小雨模様でしたが、160人もの参加者がおり、会場には熱気があふれる盛会となりました。本学保健学部の学生17人も参加し、熱心に聞き入っていました。熱の入った討議が続いたため、予定より終了時間が延長されましたが、最後に本学病理学の藤岡保範教授が挨拶を行い、閉会となりました。

(病理学 大倉康男)