受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]

大学ホーム>ニュース&イベント>日中同時通訳演習のための模擬シンポジウムに参加して

日中同時通訳演習のための模擬シンポジウムに参加して

今年4月より杏林大学大学院国際協力研究科に日中同時通訳コースが開設され、日中通訳の第一人者であられる塚本教授の授業に参加し、この半年間他の学友とともに通訳の勉強に励んで参りました。塚本先生の授業は現場を重視した実践的なもので、逐次通訳ならびに同時通訳の勉強を演習形式で行ってきました。

このたびの模擬シンポジウムはそんな私達の普段教室の中での学習成果を試すまたとない機会となりました。松田理事長をはじめ、先生方や既に現場でご活躍されている先輩方の前で通訳するということで、本番はことのほか緊張致しましたが、その分授業とは違う現場の臨場感を体感することができ、大変貴重な経験となりました。また、現場の雰囲気に触れることで、通訳そのものだけではなく声の出し方やスピーカーの雰囲気に如何に近づけるかなど新たな課題を見つけることにもなりました。

日々の授業でも先生の指導は時に厳しくまたモチベーションの高い学友たちに恵まれそれなりに刺激の有るものではありますが、こうした現場に近い形で自分自身の力を試すことができたのは得難い経験だと感謝しております。今後ともこの緊張感を忘れずに、既に現場でご活躍されている先輩方に少しでも近づけるよう日々精進して参りたいと心を新たに致しました。


国際協力研究科 国際文化交流専攻 科目等履修生  高岡夏子