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【トピックス】 日本語教育実習Ⅱ

外国語学部教授 本田弘之

外国語学部東アジア言語学科では、例年、日本国外において日本語教育実習を実施していますが、今年度も、9月15日から30日までの15日間にわたり、7名の学生が参加して中国・杭州で実習をおこないました。

実習をしたのは、浙江工業大学の外国語学部にある日本語学科です。現在、中国では、高等教育の普及率をあげるために大学の規模の拡大と、大学の再編が進んでいます。中国では、日本と異なり、大規模な大学はすべて公立であるため、改革のスピードはきわめて速い。浙江工業大学もその例外にもれず、その校名には、いまだに前身である「工業大学」の名前を残すものの、法学部や外国語学部を新設して、総合大学化の過程にあります。また、大学の規模もきわめて大きくなり、三つのキャンパスに数万人の学生が学んでいます。
外国語学院(学部)があるのは、そのなかでもっとも郊外に位置する屏峰キャンパスです。中国有数の観光地としても有名な杭州市内から40分ほどの場所にあり、キャンパスは新設されたばかりで周囲になにもありません。そのため、学内の学生寮の一角に宿泊し、一日3食を学生食堂でとるという中国の学生生活を味わうことができました。
杭州を中心とする浙江省はすぐ北の江蘇省、および上海市とともに、日本語企業の進出がいちじるしく、それにともない日本語を専攻する学生もふえています。浙江工業大学の日本語学科も新設されて4年目の新しい学科であるが学生は非常に優秀で、学習を始めて2年目の学生が日本語能力試験1級に合格するケースもあるということです。
実習では、はじめに各先生の授業を見学させてもらい、その後、それぞれの先生の指導の下に、授業を担当しました。9月に新学期が始まったばかりなので、まだ「あいうえお」を勉強している1年生から、中級から上級のレベルに届こうとしている3年生まで、さまざまなクラスを担当させてもらうことができました。実習生は、とても貴重な経験をつむことができ、非常に学習効果が高い実習となりました。

教育実習を終えて

外国語学科6セメスター 酒井 稔

二週間という短い期間ではありましたが、日本語の教授法だけではなく、教師としてのあり方、学生とのコミュニケーションのとり方など本当に多くの事を学びました。
現地では主に、授業を見学させていただいたり、担当の先生の代わりに授業を担当させていただいたり、授業を担当している実習生仲間の授業を見学させてもらったりと、充実した毎日でした。先生の代わりに授業をするといっても、もちろん先生方と同等レベルの授業などできる訳無いので、普段先生方が使いそうもない教材を使用したり、教育上あり得ない表現を使って工夫してみたり、景品を用意してゲームをしてみたり、多少羽目を外してみたりと「いかに学生を楽しませるか」に重点をおいて授業を進めました。

しかし、貴重な授業時間を割いていただいている訳ですから、それなりに意義のある授業にしなくてはならないというプレッシャーや、もし間違ったことを口走ってしまったら、学生達はそれを事実として鵜呑みにしてしまう恐れがあるのでそれなりの自覚と責任が必要です。
実際に授業を担当すると、緊張などしている暇も無く、むしろ授業を始めてしまえば自然と緊張が解れていくのですが、授業が終わった瞬間に一気に緊張が襲ってくるという不思議な状態でした。

実習も二週間目に入ると徐々に緊張もほぐれ、私の事を知っている学生も増えてくるので授業を進めるのも楽しくなってきます。
時には、学生同士の団結によって難を逃れたこともありました。私が担当させてもらった授業は、主に会話の授業だったので、教壇に立ってただ一方通行な講義をするだけでは学生が飽きてしまいます。それを防ぐためには教師が学生の輪の中に入っていき、学生を「動かす」ことが必要です。学生一人ひとりの目を見ながらコミュニケーションをとり、クラス全体に目を配って初めて「授業」というものが成り立つのだと痛感しました。

最後に、実習を終えて一番感じた反省点は「自分が無知すぎる」という事でした。
教育実習Ⅰでは、生教材やレアリアを簡単に用意することができましたが、現地ではなかなかそうもいかなく、まさに自分の知識だけがモノを言う状態でした。幸い、今回の実習先の浙江工業大学ではインターネット環境が整っていましたが、将来的に海外で働くことになった場合、限られた教材で対処していくことを余儀なくされる可能性が十分にあります。そのときの為にも、自分の知識を更に見直す事を、これからの目標にして行こうと考えました。

日本語教育実習に参加して

外国語学科6セメスター 田實 あゆみ

杏林大学を受験するころからずっと、この日本語教育実習に参加したいと考えていました。二年生から受けていた実習に参加するための授業は、私にとってとても大変なことでした。まず、人前に立って話すことができればならないこと。そして、人に分かりやすく落ち着いて伝えなければならないこと。どちらも苦手で、初めは前に立つことすら嫌でした。
そんな不安のなか実習は始まりました。中国の大学は朝8時から始まります。授業をする前の日は机に向かい教案を書きながらブツブツ言って予行練習をしましたが、不安になって「授業したくない、嫌だな」と思ってしまったこともありました。

授業内容を考えるのに行き詰ったときは、「教えるのではなく、一緒に楽しみなさい」という本田先生の言葉を繰り返し言い聞かせ、学生と楽しむことを第一に考えるようにしていました。
授業が始まる前は緊張し、終わると緊張がほぐれた安心感と反省点を振り返り落ち込んだ気持ちとが両方押し寄せてきて、次もまた授業ができるかどうかと気持ちが沈むこともありました。不安になったときは一緒に参加した友人に相談したり、アドバイスをもらうこともしばしば。友人たちがいることは私にとってたいへん心強いことでした。
こんなこともあったので90分授業ができたときは、今までにない達成感と自信が湧き出ました。場数を踏んだことで、人前に立って話す不安も、45分話し進めていけるかどうかの不安もすべて、少しずつ「大丈夫」と思えるようになりました。
そしてやはり印象に残っているのは日本語科の学生たちです。日本について大変興味を持っていて、日本のドラマやジャニーズについてたくさん質問されました。学生たちはとても真面目で、毎日予習・復習・宿題をするのはもちろん、そのほかにもインターネットで日本のドラマを見て日本語の勉強をしています。大学に入って初めて日本語を習い始める学生が多いのに、2年生になると日常会話がほぼできるくらいの能力があることには驚きました。
学生たちは温かく意欲ある眼差しで授業を受けてくれました。授業でゲームをしたり日本のドラマに出ている俳優の話をするととても楽しそうに参加してくれ、そのような学生を見ると準備の時には感じられない、喜びがありました。また、中国の学生の使って覚え、間違いながらも自分の思っていることや考えは必ず伝えようとする真っすぐな姿に、私はとても感心しました。とても積極的で楽しんで日本語を勉強しているのを見ると、見習わなくてはという気持ちでいっぱいでした。
一年生の中のひとりに、「日本の女性の礼儀正しさに惹かれたので日本語を勉強しようと思いました。」という子がいました。この言葉を聞いて、日本人の代表として見られるのだなと気が引き締まるような感じでした。日本語を教えるということは、日本の文化・人・精神も教えることも含まれていると思います。日本語を使うだけでなく、日本人の気持ちも理解しようとする学生が多かったという印象を受けました。

校内を歩いていて、学生に「こんにちは」とあいさつしてもらえたときほどうれしいときはありません。授業のない午後や休みの日は杭州市内を歩き回ったり、月餅を食べる日となっている9月25日には、仲良くなった学生が月餅やエッグタルトを持ってきてくれるなど、とても親切でした。お礼に浴衣を着せてあげるとはしゃいで喜んでいました。
未熟な私たちの授業を受けてくれたことはもちろん、授業以外の生活面や食事に誘ってもらうなど、初日から最終日まで学生達はみんなとても良くお世話してくれました。本当に感謝しています。
実習期間の2週間はあっという間に過ぎていきました。中国の時間は日本よりもゆっくり進んでいる気がしたので、ずいぶん長く中国に滞在しているような気分でした。日本に戻ると、なんて忙しい国なのだろうと驚いてしまいました。
人に分かりやすく伝えるという課題克服はまだまだ先になりそうですが、海外にいって実習ができたことは大変貴重な体験となりました。また、将来の進路を考え直すきっかけにもなり、いつか海外で日本語教師として働きたいと行く前よりも強く思うようになりました。

実習の感想

外国語学科 董 昭君
 

留学生である私は、秋学期の学費を実習費に回して、中国・杭州の浙江工業大学での日本語教育実習に参加しました。二週間という短い実習でしたが、教育実習の経験を得ることができただけでなく、異文化コミュニケーションの体験も、自分自身の視野を広げることもできたと思います。授業の準備の難しさより、先生や先輩たちの励ましや、生徒たちの笑顔、やったという達成感は、ずっと心の中で残っています。
 今回の実習を通して、やればできるという熱意の大切さが分かりました。最初の一週間は、主に任せられたクラスを見学して、浙江工業大学の先生の授業の流れを見習い、クラスの生徒たちの日本語のレベルを把握しました。

その時、吃驚したのは、学生のテキストです。私が日本の日本語学校で習った『みんなの日本語』のような簡単なテキストではなく、文学作品のような意味深いテキストが使われていました。こんなテキストは、どうやって教えるか、退却する気もでてきました。しかし日本語教育実習をやりたいという気持ちを持って、せっかく来たので、先生のアドバイスをよく聞いて、取り組んでいく覚悟を決めました。

一週間の見習い期間中に、先生と先輩たちのおかげで、教案作り方から、授業の運び方を学びました。教案作りでは、眠そうな授業やつまらない授業を避けるために、学生たちには授業に参加する積極性を連動し、楽しませることを前提にしました。笑い話、日本の事情、ゲームなど教える内容をたくさん考えました。できた教案を他の実習生に見せたところ、何を教えたいのかという目的が不明であると指摘されました。手直しをした後、先生に見てもらうと、先生は、教案の作りは、悪くないが、実際に、面白い授業かどうかは、君の能力次第だとおっしゃいました。うれしかったのと同時に今後ももっと頑張るよう励ましてくださったと思っています。
二週目に入り、まず45分の授業をやりました。その後、先生と先輩たちからアドバイスを受け、続けて一気に90分の授業をやりました。先生と先輩たちも、ほめてくれました。勿論、足りないところもあります。改進しながら、授業を2回やりました。授業をうまく運ぶ能力もドンドンついてきたと思っています。

今回の実習を通して、自分の日本語について、再認識しました。私の日本語は完璧な日本語ではありません。助詞の間違いと形容詞のあとに「の」をいれる癖があるので、実習期間中も、先生と実習生たちは、よく直してくれました。実習に参加してから、自分の日本語の問題に気付きました。日本語の教師として、これでは失格です。今後は直さなければなりません。今後は日本語の間違いをしないと同時に、学生たちの日本語の間違いを直すことができるよう努力したいと思います。

教育実習の勉強だけではなく、学生たちとは、放課後に遊んだり、食事に行ったり、買い物に出かけたりしました。中国人の私は、学生たちとのコミュニケーションは、問題にならないのですが、日本人の実習生たちは、身振りや手振り、絵や辞書、英語などを使いながら交流していました。1つの異文化コミュニケーションです。さらに視野を広げれば、当地の歴史や文化などに触れたり、中国人と日本人の生活スタイルを比較することもできます。生活のスタイルの違いによって、日本語をうまく教えるコツといいアイデアが生まれそうと分かりました。

中国での実習を終えて

外国語学科8セメスター 木村 亜理沙

「教えるのって本当、大変」今回の実習に参加して、出てくる台詞はこれに尽きると思います。私は、夏休みを利用して日本語教育実習に参加しました。飛行機の関係で15泊16日中国に行ってきましたが、実際の実習は10日間という短い期間でした。しかし、中国で実習を行ったことで、自分の悪い点が明確になりどこを直せばよいのかわかったので、実習に参加して本当によかったと思います。そして、短い期間でしたが内容の濃い実習になったと思います。
一番印象に残っているのは、一年生の会話の授業を担当した時のことです。中国の学校は日本と違って春ではなく秋から新学期が始まるので、その授業を行った日は授業が始まってまだ一週間しかたっていませんでした。

私は初級レベルの学生に日本語を教えるのはその日が初めてでした。今まで担当したことがある授業は中級レベルだったので、大苦戦を強いられました。その時、一年生はまだ「こんにちは」等の簡単なあいさつを覚えたばかりの、正真正銘の初級レベルだったのに無謀にも私は全て日本語(だって私、中国語全く話せないし…)で説明して、ゲームを行おうとしたのです。しかも、私の最大の浅はかな点は、授業が始まるまで日本語で説明しても、ボディーランゲージや例を見せれば通じる気が満々で、少なくとも説明の部分で困らないだろうと踏んでいた所です。今となっては、どこからこの自信が湧いてきたのか不思議でたまりません。そして本番当日、結果は言うまでもなくボロボロ。まだ「こんにちは」を習ったばかりの学生に、全て日本語で説明して通じるはずもなく、私は見事に撃沈させられました。あまりにグダグダな授業になってしまい、私は苦笑いもありニコニコしながら授業を行っていましたが、本当は泣きたいくらいでした。「もうやだ。もうやだ。」と嫌な事があるといつも言ってしまう口ぐせを心の中でずっとつぶやいて、その場から逃げだしたい気持になりました。
結局、あまりに説明が伝わらなかったのでゲームが始められず、とうとう一緒に教育実習に来ていた中国の留学生の董くんに通訳しもらうことになりました。もうどんなにジェスチャーしても例も見せても通じなかったので、通訳してもらって皆にゲームの内容を理解してもらえた時はほっとした反面、人の助けを借りなければ教えられないという「先生失格」の烙印を押されたような気がしました。実習とはいえ、教壇に立ったら素人やベテランなんてことは関係なく、学生の前では「教師」なのに…。この時のことを思い出すと、本当に甘かったとつくづく感じます。
しかし、落ち込んでばかりはいられません。その日、担当する授業はもう一コマあったのです。次の授業はさっきと同じく一年生の会話の授業で、クラスが違うだけです。クラスが変わるだけだったので、当初の予定では一緒の内容(ゲーム)にしようと思っていたのですが、次の授業でも失敗したらどうしようという心配が募り、次の授業は他のことをしようと思いましたが、その授業の指導を担当して下さった先生が「ゲーム内容はよかったから説明の仕方をもっと工夫して下さい。」と言って下さったので、当初の予定通り次の授業でもさっきと一緒のゲームを行うことにしました。いわばリベンジです。チャンスをもう一度与えてくださったのに、またもや同じような失敗をしたら、私だけではなく杏林大学の質をも疑われると自分に言い聞かせ、同じ失敗だけは繰り替えさないように自分を奮い立たせました。一コマ目の失敗点を踏まえて次の授業に臨みました。結果はというと…「どうにかなった」程度でした。完成度の低い授業でしたが、一コマ目より格段に良くなったと、手応えを感じることができました。そして喜ばしいことに、指導して下さった先生にもその様なコメントをいただくことに成功しました。授業を失敗した時はとても辛かったですが、失敗したからこそこの授業で得たもの大きかったと思います。今では、失敗できてよかったと感じています。
実習を終えて「教えるのって本当、大変」っと、この台詞をしみじみと言いたくなりますが、この台詞こそ今回の実習の醍醐味がにじみでた台詞だと、今回の実習が終わった今つくづく思います。

日本語教育実習を終えて

外国語学科5セメスター 難波 未希 


「わぁーっ!みんな中国語しゃべってる!」海外旅行初体験の私にとって上陸早々、トイレの汚さ・人や車の騒がしさ・料理の油っこさetc.と驚きの連続でした。
今回の海外研修の準備は半年前から始まっていました。この研修に参加するためには春学期の日本語教育実習Ⅰを履修し、別科生相手に日本語の授業をしなくてはならなかったのですが、4人の別科生はとても日本語が上手で、教えるというよりは、教壇にたって話す練習・授業構成を考える練習・他の実習生の授業を見る良い機会という感じでした。ところが杭州での実習では1クラス40人の学生たちの前で授業をしろというのです。10倍…。

口を開けば「どーしよー…」しか出てきませんでした。その上、先輩たちからは去年の苦い経験を聞かされ、本田先生には「面白い授業をやれ!」とプレッシャーをかけられ、本当に行くのを止めようかと考えるほど悩みました。
研修は9月15日から30日までの16日間で、行く前は恐ろしく長いように感じられました。最初私たちを迎えてくれたのは3年生の学生で、みんな想像以上に日本語がうまく、先生方も含め大学全体にまじめな印象でした。
見学期間を過ぎ、最初に受け持ったのはひらがなカタカナの授業。1年生の初々しい雰囲気の中「あ、あ、い、い、う、う、え、え、お、お、あいうえお、あいうえお」と、繰り返しました。自分で授業をするというよりは今日やることが決まっていて先生の準備したパワーポイントに沿って進めるという内容で、“自分らしい授業”はできませんでしたが、それでもやはり授業前は相当緊張しました。あがっている私に、日本語なんてまだほとんどわからないような学生が「大丈夫!」と言うように笑いかけてくれたことは、授業をやり通す力を与えてくれました。
2年生では、同じ会話の授業を別の2クラスでやれることになり、『理髪店と美容室』という題材だったので授業の最後に美容室へ行くロールプレイをしようと考えました。自分では同じ授業をやっているつもりなのに、クラスによって返ってくる反応も盛り上がりも違い、そのつど一喜一憂しながら反省点を振り返ることができました。
3年生は読解の授業。日本人でも理解に苦しむような文章がそこにはありました。類義語の説明では『しゃがむ・かがむ・うずくまる』など、実際に全員で立って身体を動かし、楽しい授業を目指しました。授業の後、学食で学生に会うと「先生ー!先生ー!」と声をかけられ嬉しいような、ちょっと気恥ずかしいような感じでした。
授業を通してだんだん友達も増え、9月25日には、2年生の女の子たちが「今日は中国の月見の日です。」と言って、月餅やエッグタルト、月の形をしたお菓子などをたくさん持って遊びに来てくれました。お礼に、日本から持っていった浴衣を着せてあげるとみんな本当に喜んでくれました。

日本語教師に限らず、教師と言う仕事は本当に大変な仕事だと思います。教案を書いたり授業の準備をしたり…悩みすぎて眠れない日もありました。それでもそれ以上にやりがいのある仕事だと、中国へ行ってみて改めて実感しました。自分が教えた日本語をさっそく使っている様子や、学生同士が仲良くなっていく過程を真近に感じ、こんなに短い二週間という時の中でも人の成長に触れることができました。この研修は、日本語教師になりたい気持ちをさらに強くしただけでなく、自分自身少し大きくなれたように思います。

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