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【トピックス】 外国語学部マクミラン教授の新訳『小倉百人一首』を米TIME誌が書評

杏林大学外国語学部のピーター・マクミラン教授は、この春 『小倉百人一首』の新訳『One Hundred Poets,One Poem Each』をコロンビア大学出版局から出版しました。

この『One Hundred Poets,One Poem Each』がこのたび、発行部数、読者数とも世界最大の規模を誇る英文週刊ニュース雑誌「TIME」の5月5日発行号の書評欄で取り上げられました。

これによりますとマクミラン教授は和歌の持つ5・7・5・7・7の形式にとらわれることなく翻訳することで、日本語の古典の持つ情緒をそのままに伝えており、さらに英語としても詩的に表していると高く評価しています。
そして“A new translation reveals why Japan’s most famous poetry collection is so enduring ”としてマクミラン教授の新訳から『小倉百人一首』が長い間受け継がれてきた理由がよくわかると評しています。
さらに平兼盛、藤原義孝、紀貫之の詠んだ愛を主題とした和歌を取り上げ、原文の魅力をそのままに伝えるマクミラン教授の翻訳とともに紹介しています。

また、『One Hundred Poets,One Poem Each』はサントリー文化財団が優れた翻訳・出版等に対して贈る2007年度海外出版助成を受けるなど、多方面から注目されています。


2008.05.08