大学ホーム>ニュース&イベント>【お知らせ】 5/10 ナイチンゲール生誕記念講演会を開催

ナイチンゲール生誕記念講演会

 医学部付属看護専門学校では、5月10日(土)にナイチンゲール看護研究所の金井一薫氏を迎え、「看護の本質を考える〜ナイチンゲール看護論の新しい展開〜」というテーマで講演会を実施しました。看護専門学校では、毎年ナイチンゲールの生誕を記念し、看護の分野で活躍している方々をお迎えして講演会を実施していますが、今回も1年生から3年生まで319人の看護専門学校生が金井氏の講演に熱心に耳を傾けていました。

 金井氏は、ご自身がつかんだナイチンゲールの思想を語り継ぎ、再構成する役割を担おうと決心され、ナイチンゲール看護研究所を設立。30年以上にわたる研究からナイチンゲール思想を基にしつつ、さらにそれを充実、発展させる実践理論である「KOMI(Kanai Original Modern Instrument)理論」を構築されています。

 

 講演ではまず、ナイチンゲールが生きた時代の看護の実態や珍しい写真を提示され、その後、‘今、なぜナイチンゲールなのか’についてその代表的な著作から今日的価値とナイチンゲール看護論の特徴、看護活動に本質論が必要な理由を、3段重箱の発想で説明されました。最後に自ら構築されたケアのあり方や考え方を導くKOMI理論の構造、看護と介護の実践に共有するケアの5つのものさしについて説明されました。
 
 看護の視点で人体や病気、症状を見つめ、その先にある生活の仕方を看護的に工夫する。つまり条件や状況に合わせて“生活の処方箋”を書き、創意・工夫して実践していくことが看護であると強調されました。個別の対象者にあわせ“生活の処方箋”を書き、それを実践するために何をどう学習すればよいかについても多くの示唆を得た講演会でした。 

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