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【トピックス】通訳翻訳ジャーナルが巻頭記事で塚本慶一教授を紹介

 通訳・翻訳分野における話題や最新事情を特集している季刊誌『通訳翻訳ジャーナル』の「Key Man & Woman」と題した活躍中の人物をクローズアップする記事で、本学の塚本慶一教授が4ページにわたって紹介されました。

 記事では、近年世界からの注目度が増している中国において、空前の日本語同時通訳者養成ブームが起きて、ここ数年で3つの大学院で日本語通訳コースが開設されていることにふれ、塚本教授が年に数度現地に赴いて講演や講義を行っていること、また日本においても本学大学院で中国語の「通訳・翻訳研究コース」を立ち上げ、日中両国における大学院での通訳者養成事業を推進していることを紹介しています。

 また、塚本教授の生い立ちや経歴、そして鈴木善幸氏や竹下登氏といった歴代の総理大臣や外務大臣などにつき、江沢民前国家主席などとの日中首脳会談に通訳者として職務を果たした経験などに焦点を当て、それについて塚本教授は「両国をつなげる役割を担うことにやりがいを感じた」と話し、現在では少しでも多くの人材を育てたいとして、中国語通訳教育に尽力していることや、その手段として教員の交流や中国との共同によるカリキュラムと教材の開発といった構想について披露しています。

 記事の締めくくりに塚本教授は、いま中国は世界で最も勢いのある国であり、また中国語を習得することによって13億もの人々とコミュニケーションができるとして、この中国語というメジャーな言語を学ぶことに自信と誇りを持ってほしいと話しています。


2008.05.29