大学ホーム>ニュース&イベント>学長メッセージ 2008.6
平成20年 杏会総会にご出席された ご父母の皆さまへ
本日はお忙しい中八王子キャンパスにお集まりいただきありがとうございます。
この総会を主催された、杏林大学杏会には、学生が開催する杏園祭(学園祭)や学部のゼミ活動などに対して、日頃より多大なご支援とご協力をいただいております。この場をお借りして、御礼申し上げます。
八王子キャンパスには保健学部、総合政策学部、外国語学部の3学部があり、その中の外国語学部が今年20周年を迎えました。保健学部は1979年に、総合政策学部は1984年にそれぞれ開設され、保健学部が開設されて以来の年数を数えますとこのキャンパスも30年という歴史を積み、これまでに多くの卒業生を輩出してきました。
そして現在八王子キャンパスの3学部あわせて3,870人余りの学生の皆さんをお預かりして、本学の教育プログラムに沿った指導を行っております。
さて、今の高等教育は昔とは随分様変わりしています。我が国では文部科学省の中央教育審議会の答申に沿って各大学は独自に教育を組み立てて、提供してゆくことになっています。
また、昨今の少子化の影響で、大学入学(入り口)の厳しさは緩和されたものの、大学で行われる教育(中身)と、卒業・就職(出口管理)が重要視される傾向が強まっています。
つまり各大学には、よき学士を養成し、よき人材を社会に送り出すことが求められているわけです。一方学生はどの大学の何学部を出たかということより、何を学び、何の学位を取得したかが重要視されるのです。
杏林大学では医学部、保健学部、総合政策学部、外国語学部の4学部であわせて16の学位を取得することが可能です。
その学位をどのように取得するかは学生それぞれの学生生活の過ごし方にかかっているところではありますが、本学ではこの学士課程教育を充実して、よい人材をできるだけ多く社会に送り出すために教育プログラムの一層の充実を図ってまいりました。
さらにファカルティ・ディベロップメント(FD)やスタッフ・ディベロップメント(SD)を推進して教職員の能力開発に努め、教育の質の向上に取り組んで参ります。
また4年間の学生生活をよりよいものにしていくために、アメニティ委員会を立ち上げ、食堂や図書館、トイレ、運動施設などの環境整備も進めているところです。
本学では学生の皆さんが希望する学位を取得し、社会へ貢献できる人材として本学を巣立っていけるようにこれからも全力で支援していきたいと考えています。
(平成20年6月7日 八王子3学部杏会総会学長挨拶より) |
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