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【トピックス】 第41回日本甲状腺外科学会学術集会を開催して

 本学医学部病理学教室の坂本穆彦教授が会長、同第二外科学教室の呉屋朝幸教授が副会長となって、第41回日本甲状腺外科学会学術集会が、10月16日(木)・17日(金)に都市センターホテル(千代田区)で開催されました。日本甲状腺外科学会は、日本国内の甲状腺外科医を中心とする学会ですが、耳鼻科医、放射線科医等の臨床医とともに、少数ながら病理医も会員となっています。本学会は40年の歴史と伝統があり、年1回、秋に行われます。本年度の学術集会は、本学医学部病理学教室と第二外科学教室が運営を担当しました。学会前日のオープニングセレモニーには、出席した本学の跡見医学部長が杏林大学医学部として学会の成功を応援していきたいという挨拶をいただきました。
 学会のプログラムとして、甲状腺外科学に関する多数の研究発表に加え、甲状腺学に関連した学際的な企画が組まれました。分子生物学から国際協力や医療経済に関するテーマまで様々なシンポジウムが行われたほか、甲状腺外科の専門医制度導入に向けた教育セミナーも行われました。本学関係者では、形成外科の平野浩一准教授が「甲状腺分化癌気管浸潤例の取り扱いについて」の特別講演を、第一内科の要伸也准教授が「二次性副甲状腺亢進症の新しい治療戦略」をテーマとしたランチョンセミナーの講演をなされました。学会は両日とも好天に恵まれたこともあって、大勢の方々に参加を戴き、盛会のうちに終えることができました。

<医学部病理学 菅間 博>


2008.10.30