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【トピックス】 検査部・宮城技師が日本臨床医学会優秀論文賞受賞

 臨床検査部の宮城博幸技師が2008年度日本臨床検査医学会優秀論文賞を受賞し、2008年11月27日から29日まで名古屋国際会議場で開催された第55回日本臨床検査医学会の総会で顕彰されました。

 日本臨床検査医学会優秀論文賞は、毎年臨床検査医学会の機関誌である「臨床病理」に掲載された論文のなかから、特に優れた内容のものに授与される賞です。

 受賞した論文の表題は、「QTRAP LC/MS/MSによる多剤同時スクリーニング分析の試み」です。当院は、全国に21箇所指定されている高度救命センターの一つであるという特殊性から、薬毒物中毒患者の受診数が非常に多いのが特徴ですが、臨床検査部は救急部および法医学教室と協力して薬毒物分析に積極的に関わっており、宮城技師はその中心として活躍しています。今回の論文は、先端的な分析装置を用い、多種類の薬毒物の中から原因となる中毒物質を迅速かつ高感度に同定する方法を確立したものであり、中毒患者の検査・治療において今後きわめて有用となることが期待されるものです。今回の受賞は、宮城技師個人のみならず、杏林大学病院の薬毒物検査技術がわが国でもトップレベルにあることを示すものであると考えられます。
なお、本論文は2007年臨床病理55巻4号に掲載されております。


医学部臨床検査医学教授 渡邊 卓

 2008.12.4

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