受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]

大学ホーム>ニュース&イベント>【再度のお知らせ】 NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」をご覧になってのお問い合わせに関して

【再度のお知らせ】 NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」をご覧になってのお問い合わせに関して

 2月22日の上記番組をご覧になって、全国の多数の方から相談や診察の申し込みが殺到しています。お一人お一人が病状や発症の背景は異なるものの、なんとか良くなりたい、治して欲しいという切実な状況であることを痛感して居ります。
 放送後、電話やメール、手紙などで相談をいただいて居りますが、あまりにご相談の件数が多く、今後新たに電話やメールでご相談いただいても対応できない状況です。藁にもすがる思いで何とか相談にということで、何度もご連絡いただいている方々にはまことに申し訳ありません。

1.電話相談やメールによる相談に関して
 すでにいただいたものだけでも対応できかねるほどの数になっており、大学の業務にも支障を来たす状況となっており、今後新たに応じかねることをご了解いただきたいと存じます。

2.診察やセカンドオピニオンに関して
 杏林大学医学部付属病院においては、現在、診療はごく限られた時間しか行っておりませんため、新たに応じることが物理的に不可能な状況です。

3.相談者の近隣の医療機関の紹介に関して
 現在の治療や治療方針に不安や疑問を抱かれる場合には、まず担当医によくご相談することをお勧めします。
 同様の治療方針で相談に応じる医療機関に関しての情報はありませんので、ご紹介できません。お近くの他の医療機関の情報は地元の保健所の精神保健の担当者にご連絡いただくのがよいと思います。お近くの医療機関でご相談いただきたいと思います。

 いずれにしましてもお一人お一人病状が異なり、長期の経過をみた上で、慎重に治療の方針や計画を立てることが必要です。薬も一般的には長期の服用が必要で、簡単に薬を減らしたり、止めたりすることができるわけではありません。そのためにも地元で日々診療に専念されている医師にご相談いただくのがよいと思います。
 

平成21年2月25日
杏林大学保健学部精神保健学教室教授
田島  治