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【トピックス】 保健学部 私学助成共同研究成果報告会で11人の教員が研究発表

 保健学部研究委員会は、私学助成を受け研究を進めている教員がその研究成果を発表する、私学助成共同研究成果報告会を2月17日に開催し、11人の教員がそれぞれの研究内容や計画に関する最新の情報を発表しました。

 私学助成共同研究は競争的研究資金に基づく研究とされており、保健学部ではこれらの資金をもとに各研究をさらに活性化すべく日々研究に取り組んでいます。

 今回の報告会では11題の研究成果が発表され、発表者は現在の研究の最先端について話しをしました。聴講者は学生を含めおよそ30人を数え、活発な質疑応答もありました。学生には、内容は難しく感じたかもしれませんが、研究成果を発表する先生の姿を通じて“これが研究だ”ということを感じてくれたのではないでしょうか。大学院や学部の講義も、教員のこうした研究に裏打ちされたものであることを理解し、積極的に耳を傾けて欲しいものです。

 研究委員会では、今回の報告会で発表された多くの研究成果が論文として世に問われることを念願しております。写真は、当日の演者の中で最も若い臨床薬理学研究室の細田香織助教の発表風景です。演題は“イソフラボンを用いたヒトin vivo におけるUGTの活性評価法の開発”で、すでに発表された論文(Drug Metab Dispos. 36(8):1485-95(2008))を更に発展させた内容でした。

 

 

 

演題
発表者

日本における医療倫理の展望

  —死と終末期への意識を中心に米国との比較から—

下島裕美

地域の食物入手可能性と利用状況をふまえた学校給食プログラムの開発

  —タンザニア国D市、T私立学校の事例研究—

長谷川めぐみ
匂い受容部位の機能形態学的解析

高見茂

敗血症における急性肺障害の軽減にむけたIL-6トランスシグナリングの有用性 小野川傑
IL−1β放出機構の研究 島幸夫
感染症血清診断のためのimmunobolt像の定量的解析 坂内久一
イソフラボンを用いたヒトin vivoにおけるUGTの活性評価法の開発 細田香織

植物由来抗酸化物質の計算化学解析

田中薫

細胞内酸化還元平衡調節物質に対するニンニク由来有機硫黄化合物の影響 岡田洋二
BACライブラリーを用いた貧毛類のゲノム生物学 村田麻喜子
大腸菌定常期特異的遺伝子の翻訳調節機構に関する研究 相磯聡子


(保健学部研究委員会)


2009.3.2