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大学ホーム>ニュース&イベント>【再度のお知らせ】NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」をご覧になってのお問い合わせについて

NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」をご覧になってのお問い合わせについて
3度目のお知らせ

 2月22日の上記番組、あるいはその後の再放送をご覧になって、全国の多数の方から相談や診察の申し込みが殺到しています。お一人お一人が病状や発症の背景は異なるものの、なんとか良くなりたい、治して欲しいという切実な状況であることを痛感して居ります。
放送後、電話やメール、手紙などで相談をいただいて居りますが、あまりにご相談の件数が多く、対応が困難な状況です。何とか相談にということで、何度もご連絡いただいている方々にはまことに申し訳ありません。
今回診療ご希望の患者様には下記のような対応をさせていただくこととしましたのでご了解願います。

<診察に関して>
私は杏林大学医学部付属病院においては、現在、診療はごく限られた時間(金曜午前のみ)しか行っておりません。お一人に初診時は約1時間、その後も長期の診療が必要となりますため、なかなか新たに応じることが物理的に不可能な状況ですが、今後は直接病院においでになった患者様に関しては、順番で予約をお取りすることとしました。
来院時には予約をお取りするだけです。予約が一杯の場合は順番で、予約が空き次第連絡を差し上げることにいたしました。

いずれにしましても数ヶ月先になる可能性がありますので、現在の治療や治療方針に不安や疑問を抱かれる場合には、まず担当医によくご相談することをお勧めします。
お一人お一人病状が異なり、長期の経過をみた上で、慎重に治療の方針や計画を立てることが必要です。薬も一般的には長期の服用が必要で、簡単に薬を減らしたり、止めたりすることができるわけではありません。そのためにもまず、お住まいの地域で診療されている医師にご相談いただくのがよいと思います。


平成21年3月6日
杏林大学保健学部精神保健学教室教授
田島  治