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【トピックス】 病院病理部小松京子技師長の小島三郎記念技術賞受賞祝賀会を開催

 平成21年5月22日、杏林大学病院病理部小松京子技師長が、第44回小島三郎記念技術賞を受賞しました。
 小松技師長は、臨床検査技師としての業績が認められたもので、前年度に細胞検査士として学会技師賞を受賞したのに続いて、2年連続の外部団体からの評価となりました。病理学講座坂本穆彦教授が発起人代表となって、7月4日に受賞祝賀会が京王プラザホテルで催されました。各大学の教室や病院・法人団体などから、90名を越す方々が出席され、大きな祝賀会となりました。 

 小島三郎記念技術賞は、元・国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)所長 故小島三郎博士のご遺徳を永く記念すべく1965年(昭和40年)4月に設置された小島三郎記念会(後に小島・福見記念会に改称)の記念事業として創設され、昭和41年に第1回の5名の受賞者を表彰して以来、臨床検査領域において、優れた検査方法・術式の考案改良を行い、検査技術の普及発展に功績のあった技術者に贈呈されている賞です。全ての分野の臨床検査技師を対象としており、受賞者は数名となっています。今年度の受賞者は全員博士号を取得されているのが印象的でした。
 小松技師長の受賞は「細胞診領域における遺伝子抽出と解析技術の導入ならびに国内外にわたる教育・啓発活動」という業績によるものです。遺伝子解析は更に進歩していく分野であると思います。日常業務の傍ら、技師長が開発した技術を杏林大学にとって有用なものとできるよう、協力していきたいと考えます。                                                

(病院病理部 斉藤誠人)
 

2009.10.20