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【トピックス】 看護専門学校 第35回戴帽式が行われました

 平成22年11月20日(土)、医学部付属看護専門学校の第35回戴帽式が三鷹キャンパス松田記念館で行われました。
 戴帽式は、看護専門学校二年生が病院の専門領域の実習に入る際に、看護職への認識や決意を新たにする誓いの場で、第35期の100名が式典に臨みました。
 式では校歌斉唱に続いて跡見裕学長が式辞を述べ、ナイチンゲールの精神を強調した上で「私は外科医ですが、外科の分野では近代外科の父と言われる16世紀フランス人のアンブロワズ・パレが残した『私が処置し、神が癒したもうた』という有名な言葉があります。医療の本質をついた言葉でありますが、医療従事者にとっては処置が適切に行われたか、その内容が問題となります。看護においても優しい心で患者に接し、正しい処置や対応が行われることが大切です。戴帽式にあたりこの言葉を贈りたいと思います」とメッセージを贈りました。
 続いて戴帽の儀が行われ、看護専門学校の教員にナースキャップをつけてもらった戴帽生は、同記念館舞台上にあるナイチンゲール像に灯っている“献身の心”をあらわした火を、“看護の精神を受け継ぐ”との意で、それぞれの自分のキャンドルへ移していきました。そして、キャンドルを手にした戴帽生は全員でナイチンゲール誓詞を読み上げました。
 誓詞のあと、古賀良彦看護専門学校長から「患者さんにとって頼りになる、やさしい、親しみやすい看護師となって下さい」との訓示が戴帽生におくられ、また、来賓としてこられた神谷康司看護専門学校杏会会長の祝辞や、第34回在校生の清水香織さんによる励ましの言葉がおくられました。これに対し、戴帽生を代表して小林愛美さんが「今後、患者様やご家族、臨床指導者など多くの人々から様々なことを学ばせていただくと思います。これまでの実習で学んだことを忘れることなく、患者様によりよい看護を提供できるよう、専門的な知識を深め、技術を磨き、人生観や死生観を育み、人々の生命と人生を預かるということの責任感を身につけるため、日々の学習に励むことを誓います」と、これからの看護職への決意や考えを、誓いの言葉として述べました。
 最後に、戴帽生と在校生一同で戴帽の歌を唱和し、厳かな雰囲気の中、第35回戴帽式は終了しました。



10.11.25