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保健学部入学試験における受験生の不審な行動について

 2月6日(日)から8日(火)にかけて杏林大学三鷹キャンパスで行われた杏林大学保健学部理学療法学科の一般入学試験において、1人の受験生が上着の胸ポケットに左手を入れ、携帯電話様のものを操作していたと思われる事案がありました。
 不審な動作は同学科の3回の入学試験のうち2回目の7日と3回目の8日にあり、このうち2月7日(月)は、午後の選択科目の試験が始まって5分後、1人の受験生が右胸の内ポケットに左手を入れており、明かりを発しているのに試験監督者が気付きました。大学側では当該受験生を厳重に監視するとともに、直ちに新たに1名の試験監督者を追加して5人体制で当該受験生周辺を中心に巡回を強化した結果、試験監督者が最初に気付いて以後不審な動作は見られませんでした。翌8日(火)においても、当該受験生が午前の試験開始直後に胸元を覗き込んでいる仕草を試験監督者が発見、直ちに前日と同様の体制をとって監視を続け、次の選択科目の試験開始前に試験監督責任者から当該受験生に対し、携帯電話などがポケットに入っている場合はバッグにしまうよう書いたメモ用紙を提示して所持品をしまわせる措置を取りました。当該受験生は2月6日(日)の1回目の試験も受けていましたが、この日は不審な行動は見られませんでした。
 この受験生の試験の結果は3回とも合格点に達せず不合格でした。また、本学では当該受験生が受けた試験問題が試験時間中にどこかに投稿されていないかどうかインターネット投稿サイトをチェックしましたが流出した形跡は認められませんでした。
 今回の事案は3月7日(月)開催した学部長会議に報告され、今後、定期試験も含め試験における電子機器類への対応について学内で検討し、公正な試験に万全を期す所存です。
                            

平成23年3月11日
杏林大学学長 跡見 裕