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医学部でTeacher of the Year 2010 ・共同研究プロジェクト・研究奨励賞授与者を表彰

 学生による授業評価アンケートで、得点の高かった教員に与えられる『Teacher of the Year 2010』の表彰式が、4月20日(水)に開催された医学部教授会でありました。

 6回目となる2010年度のTeacher of the Yearで表彰されたのは、内科学III・高橋信一教授、内科学II・高山信之教授、感染症学・小林富美惠教授、内科学I・西山和利准教授、外科学・田中良太講師の5人で、西山准教授と田中講師は初の受賞となりました。

 教授会の席上で各々の教員に、後藤元・医学部長より表彰状が授与され、会場の祝福を受けました。

 


 つづいて、教員の研究活動に関する表彰があり、『共同研究プロジェクト』表彰で、各研究の代表者である衛生学公衆衛生学・大野秀樹教授、薬理学・櫻井裕之教授、生化学・永松信哉教授、小児科学・楊國昌教授の4人が、また『研究奨励賞』では整形外科学・森井健司准教授、生化学・青柳共太講師、小児科学・西堀由紀野助教、感染症学・新倉保助教、薬理学・福富俊之助教の5人が選ばれ、後藤医学部長より各々に表彰状が授与されました。

 



Teacher of the Year 2010を受賞して

高橋信一教授の談話
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 図らずも学生から小生の講義に高い評価を頂きました。消化器病学総論の講義ですが、本当に「悪心・嘔吐」などを理解させるのは大変です。誰でも経験することを、その発症機序から鑑別診断までを科学的に順序正しく教えて行きます。期末試験の成績で、多くの学生が正しく理解していることを知るときは、教師として本当に嬉しいものです。
無垢な学生から褒められて実はほっとしています。緊張感を持って講義しているつもりだからです。これまで学部1年生から、卒業後研修医となり、さらにシニアー・レジデント、医員、助教となった後輩を多数見てきました。若者がすくすく伸びて行く姿は本当に頼もしいものです。小生は今後も一人でも多くの若者が、良医として育つよう教師としても努力して参ります。


高山信之教授の談話
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 高度に機能分化した血液細胞の神秘に感動し、血液内科を選んで早20年以上が過ぎましたが、血液学の汲めども尽きぬ魅力は全く色あせることはありません。学生の講義とは、私自身も実は血液学の発展の歴史を辿っていく行為です。単なる知識の伝達ではなく、先人が道を切り開いてきたプロセスを、エピソードを散りばめながら紹介するよう工夫しています。そこから学生の皆さんが何かをくみ取って頂ければ何より幸いです。


小林富美惠教授の談話
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 熱帯病・寄生虫学では極めて多くの寄生虫疾患が対象になっています。自分の専門領域であるマラリアや住血吸虫症についてはある程度の自信を持って教えられますが、それ以外の重要寄生虫疾患も多く、これらについて如何にわかりやすく興味深く教え得るのか、悩むところです。寄生虫そのもの或いはそのベクターの大きさを生かして、まずは「見て」、「触れて」、「感じて」、———。寄生虫の生活史から病態、診断、治療方針、予防などを推察出来る力が養える様な講義を目指していますが、いまだ成功しているとは言い難く、力不足を痛感する毎日です。


西山和利准教授の談話
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 名誉あるTeacher of the Year 2010を受賞することが出来ましたこと、誠に光栄に思っております。私が専門とする神経学は難解な分野だと言われ、とかく学生には敬遠されがちです。しかし私は神経学を、その論理性から、医学の中で最も美しいテーマの一つであるとも考えております。多くの学生はその美しさに未だ気付いていないだけであり、学生には神経学への興味を湧かせる様な講義をするように努めております。教育は、小職が現在最も重きを置き、かつ最も楽しんで取り組んでいる分野であり、その意味でも今回の受賞は大きな喜びです。今後も学生が神経学の美に目覚めるような講義を心がけたいと思います。


田中良太講師の談話
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 私のような教員としてまだ経験年数の浅いものが、この度栄誉ある賞をいただき大変光栄に存じます。学生さんにポジティブに評価される講義はどのような内容のものか?講義の準備をしている際に常に意識をしていたことが、本番では熱意として伝わったのではないかと思います。今話題のハーバード大学のサンデル教授に象徴されるような、「対話型講義」が医学教育で実践可能か?「最高の教育とは、自分自身でいかに考えるかを学ぶことである。」、今回の受賞を励みとして大学教育の質向上に努力していく所存です。


2011.05.10

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