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【トピックス】感染症学教室・米澤助教が日韓ヘリコバクター感染症合同シンポジウムでYIAを受賞

 医学部感染症学教室・米澤英雄助教が「Outer membrane vesicle of Helicobacter pylori strain TK1402 is involved in its biofilm formation and pathogenesis」の研究で第8回日本‐韓国ヘリコバクター感染症合同シンポジウム(平成23年5月28日、於;韓国、ソウル市)においてYoung Investigator Awardを受賞しました。
 米澤助教は各種の胃・十二指腸疾患の原因菌であるヘリコバクター・ピロリのバイオフィルム形成に関する研究を行ってきました。ヘリコバクター・ピロリには、バイオフィルムを形成しやすい株、形成しにくい株が存在すること、形成しやすい株においては細胞外分泌タンパクである外膜小胞が関与していること、そしてバイオフィルムを形成することで本菌の病原因子であるウレアーゼの発現が上昇することを明らかにしました。本受賞を契機として更に、米澤助教のヘリコバクター・ピロリに関する研究が進展していくことを期待しています。


(医学部感染症学講座教授 神谷 茂)