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【トピックス】医学部・消化器一般外科の松岡講師 ヨーロッパ大腸肛門病学会で受賞

 医学部・消化器一般外科の松岡弘芳講師が、進行直腸癌自律神経温存術中放射線照射療法に関する臨床研究でヨーロッパ大腸肛門病学会(European Society of Coloproctology: ESCP 2011)のTraveling Fellowship賞を受賞し、9月中旬から約2週デンマークのコペンハーゲンで行われた第7回の同学会で研究内容を発表しました。
 
 ヨーロッパ大腸肛門病学会はヨーロッパ諸国を中心とした国際学会で、ヨーロッパを始め、アメリカ、日本の大腸肛門病学会が連携して、各国で審査し、毎年、各学会より1名ずつ優れた研究に対してTraveling Fellowship賞が与えられます。

 受賞対象となった研究は「IORT on postoperative bowel function. Preliminary result of randomized trial (進行直腸癌自律神経温存術中放射線照射療法術後の排便機能に関する検討)で、世界的に通常施行されている術前照射療法は術後の排便障害など合併症が報告されてきましたが、術中照射では照射野を絞ることが可能になり術後の排便機能が保たれるというものです。本学の正木忠彦教授が長年取り組んできた治験と関連して行った臨床研究で、正木教授の勧めを受けて応募していました。
 
 同賞は学会発表とともに、希望する医療機関の見学を経済的に支援してもらえることになっており、松岡講師は大腸肛門病学で有名なイギリス・ロンドンにあるセントマークス病院、スウェーデン・ストックホルムのカロリンスカ付属大学病院、オランダ・アムステルダムにあるアムステルダム大学付属病院Academic Medical Center(AMC)の3か所で手術を中心に見学することが出来たということです。

 松岡弘芳講師は「今回このような貴重な機会をいただき、また多くの現地の方々と交流を深められましたのは貴重な財産であると思います。この経験を生かして、今後とも杏林大学の医療、教育、研究さらに国内、アジア、また国際協力でも皆様のお力になれますよう頑張る所存です。不在中ご配慮いただきました医局の皆さま、学内の皆さまに心より感謝申し上げます」と話しています。

O’Connell教授(左)、竹下恵美子先生(中央)、松岡弘芳講師(右)

O’Connell教授(左)、竹下恵美子先生(中央)、松岡弘芳講師(右)

St.Marks病院訪問の許可をくださった外科Robin Phillips教授と

St.Marks病院訪問の許可をくださった外科Robin Phillips教授と

Karolinska大学訪問の許可を下さった外科Anna Martling教授と

Karolinska大学訪問の許可を下さった外科Anna Martling教授と

2011.11.04

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