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第5回 八王子まちづくりフォーラムを開催

 

 
 

 11月5日(土)八王子市学園都市センターにおいて、杏林大学と八王子学園都市大学いちょう塾共催のまちづくりフォーラムを開催致しました。八王子市民、市職員、本学教職員を主な対象とし、「東日本大震災から学ぶこと −震災に強いまちにするために−」をテーマに、杏林大学全学参加型の非常に内容の濃いフォーラムを行うことができました。

 まず開会に先立ち松田剛明副理事長が、「このフォーラムを通じて今後起こりうる災害への対応策が八王子市の皆様と討議できる良い機会であります」と挨拶し、黒須隆一八王子市長からは「毎年八王子市のまちづくりに貢献いただける杏林大学には感謝をしております」との言葉をいただきました。

 東日本大震災の被災地で活動をした支援者からの報告として本学大学院生の伊藤尚子さん、杏林大学病院脳神経外科の李政勲先生、保健学部救急救命学科の宮西拳人さんよりメディアでは知ることが出来なかった報告をいただき、天災の恐ろしさを改めて実感させられました。

 二部では、総合政策学部 小澤貴史さんから、震災アンケートの分析報告があり、八王子市の加藤雅己防災課長、高橋清一宮下町会長より、八王子市、宮下町それぞれの防災活動等についてのご報告をいただきました。さらに専門分野からのアプローチとして、総合政策学部の岩隈道洋准教授は個人情報保護法の観点から、外国語学部坂本ロビン教授は外国人の危機管理の観点から、保健学部長谷川めぐみ准教授は管理栄養士の観点から話をしました。上記登壇者に加えて座長に総合政策学部野山修教授を、また本学大学院生の室田力さんを新たに迎えてパネルディスカッションも行いました。

 閉会の挨拶では松田和晃総合政策学部長が「後世に繋がる対応、システムの構築後は時代に合わせた見直しの連続が大切です」と述べ、フォーラムを締めくくりました。

 本フォーラムでは健常者はもちろん、耳の不自由な方々の参加も踏まえ、3名の手話通訳者にもご協力いただきました。ほとんどの登壇者が口にされた言葉「自助・共助・公助」がとても印象的なフォーラムでした。



(地域交流委員会)


2011.11.15