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平成24年3月卒業式が行われました

構内の杏のつぼみも色づきはじめた3月16日(金)、平成24年3月杏林大学卒業式・学位記授与式が八王子キャンパスで行われました。
卒業式に臨んだ学部、学校の各卒業生は医学部88人、保健学部322人、総合政策学部268人、外国語学部275人、医学部付属看護専門学校93人の1,130人。大学院の修了生は医学研究科21人、保健学研究科11人、国際協力研究科51人でした。
卒業式は松田記念館で行われました。アリーナ席には晴れ着をまとった卒業生が学部ごとに参列し、2階の観覧席からご父母や学園関係者が見守るなか式は午前11時から挙行されました。

学事報告と各学部の卒業生代表者に学位記・卒業証書が授与されたあと、跡見裕学長が式辞を述べました。
跡見学長は、はじめに喜びと困難をのり越えてこの日を迎えた卒業生に、周囲の支えと感謝を忘れないでほしいと伝えました。さらに「東日本大震災で学んだことを、これからの生き方や考え方にしっかりいかしてほしい」と呼びかけ、「杏林大学で学んだことを礎に社会で活躍してほしい」と激励しました。
松田博青学園長・理事長は式辞として、どの分野で活躍するにしても社会に溢れる情報を取捨選択する力、世界情勢をしっかり理解する力が重要であると述べました。そして将来リーダーとなるにふさわしい、「周囲へ支援の手を差し伸べる優しさと逞しさを持って生き抜いてほしい」と期待をこめた言葉を送りました。

式には来賓として、学園評議員で財務事務次官、日本銀行副総裁などを歴任された株式会社大和総研の武藤敏郎理事長と学園監事で法務事務次官、東京高等検察庁検事長などを歴任された弁護士の則定衛氏のお二人に参列いただきました。
武藤氏からは祝辞をいただき、「多事多難な日本経済ではあるが、その中でも心をオープンに持ち、他人とコミュニケーションをはかり、そして物事をポジティブに考えることを心がけて社会に貢献してほしい」と社会人としての心構えなどをお話しくださいました。

式のあと卒業生は学部、学校、研究科にわかれて学位記、卒業証書を受け取りました。
その後も学生生活最後の日を惜しむように、八王子キャンパスの各所では友人、先生、ご父母と記念撮影をする姿がいつまでも見られました。



2012.3.17