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医学部でTeacher of the Year ・共同研究プロジェクト・研究奨励賞授与者を表彰


 4月18日(水)に開催された医学部教授会で、学生による授業評価アンケートで得点の高かった教員に与えられる「Teacher of the Year 2011」の表彰が行われました。

表彰状を授与される佐藤教授(右:後藤医学部長) 左より、佐藤教授・高山教授・西山准教授・松岡講師。(高木准教授は欠席)
表彰状を授与される佐藤教授(右:後藤医学部長)    左より、佐藤教授・高山教授・西山准教授・松岡講師(高木准教授は欠席)


 今回受賞したのは、佐藤喜宣教授(法医学)、高山信之教授(内科学II)、西山和利准教授(内科学I)、
高木徹也准教授(法医学)、松岡弘芳講師(外科学)の5人で、会場から祝福の拍手を浴びながら、後藤 元医学部長から各々に表彰状が手渡されました。

 つづいて教員の研究活動に関する表彰が行われ、『共同研究プロジェクト』表彰として、各研究の代表者である平形明人教授(眼科学)、松田宗男教授(生物学)、大西宏明准教授(臨床検査医学)の3人が、また『研究奨励賞』として、慶野 博准教授(眼科学)、和田裕雄講師(内科学I)、原由紀子講師(病理学)、高橋 良助教(FCM)、中山高宏助教(細胞生理学)の5人が、それぞれ受賞しました。

左:大西准教授、右:平形教授(松田教授は欠席) 左より、中山助教、高橋助教、和田講師、原講師、慶野准教授
左:大西准教授、右:平形教授(松田教授は欠席)    左より、中山助教、高橋助教、和田講師、原講師、慶野准教授


Teacher of the Yearを受賞して

佐藤喜宣教授
 医学部の他の先生方と同様に、私自身特に教育実習などの経験があるわけではありませんが、自らの恩師からの教えを基に、『難しい内容を如何に易しく伝えるか、また易しい内容を如何に深く伝えるか』ということをモットーに、変わらぬ気持ちでこれまで講義に臨んできました。その結果として、学生からこのような評価をいだだいたことをたいへん有り難く存じます。これを一つの励みとして、これからも続けていこうと思います。


高山信之教授
 この度は栄誉ある賞を頂き、誠に光栄に存じております。M3の授業で初めて相対する学生さんは、まだ臨床医学を学び始めたばかりであり、言ってみれば原石です。これを将来のダイヤモンドに育て上げるのが我々教育に携わる者の大きな使命です。私の専門は血液学ですが、血液内科の細かな理論は手段にすぎません。底に流れる疾病の本態解明への飽くなき追求、その発展が患者さんにもたらしたもの、そこから生じた現場の喜び、葛藤、そんな臨床医学の大きな流れを感じて頂きたいのです。私の講義が、医師として自分が将来何をすべきか、を考える糧となることができれば、これに勝る喜びはありません。そして、願わくば、私の作った道を共に歩んでくれる若者が現れてくれないか、と祈りつつ毎回の講義に臨むのです。


西山和利准教授
 杏林大学Teacher of the year賞を頂戴するという光栄に浴し、感激いたしております。昨年度もこの賞の受賞者に選ばれましたが、ある種のフロックだろうと思っておりました。が、2年連続の受賞となりますと、教師としてなにかを「持っている」のかもしれないと自惚れ始めております。冗談はさておきましても、今回の受賞はこれまでの学生教育への私の熱意が認められましたこと、大いに励みになります。このような表彰制度をもっている杏林大学は素晴らしいと思います。これからも学生の神経学への興味をかきたてるような教育を目標とし、楽しい講義を実践できるよう努めてまいる所存でございます。


高木徹也准教授
 この度は名誉ある賞をいただき、たいへん光栄に思っております。法医学は幅広い分野の医学知識を応用して社会に還元することが主要な業務ではありますが、教育面では生命科学や死生観などについて各自に考えてもらう学問でもあります。決して専門性は高くないですが、将来「いい医師」として、広い視野や豊かな人間性を持てるような教育の一助になれば幸いです。近年は、増加する実務に時間を取られ、講義の準備も満足にできないような状態でしたが、今回の受賞を励みとさせていただき、さらに医学教育のために努力したいと思います。


松岡弘芳講師
 この度は2011年Teacher of the Yearという栄誉をいただき、誠にありがとうございました。
指導いただいている医局の先生方・病院の職員諸先生方・同僚の方々また学生さんにもお祝いのお言葉をいただき大変嬉しく思っております。お一人お一人に感謝申しあげるのは書面では難しいですが、これからも学生さんたちにできるだけ楽しく興味を持ってもらえるようにと、身の引き締まる思いです。皆様に心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。引き続きご指導・ご鞭撻賜りますようどうぞよろしくお願いの程申し上げます。

2012.05.02