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保健学部作業療法学科河野眞准教授が「協力隊を育てる会」で被災地支援報告

 社団法人「協力隊を育てる会」の第37回通常総会が5月24日(木)に東京広尾のJICA地球ひろばで開催され、東日本大震災復興支援報告会で、保健学部作業療法学科河野眞准教授が「東北に笑顔を〜協力隊経験者だからこそ出来る支援活動〜」と題して被災地支援報告を行いました。

「協力隊を育てる会」は、民間の立場で広く国民に青年海外協力隊事業への理解を求め、協力隊事業に対する民間の支援の輪を広げていくことを目的として昭和51年(1976年)4月に発足した社団法人です。

 報告会の中で河野准教授は、作業療法士や理学療法士といったリハビリテーション分野の協力隊経験者によって構成される「JOCVリハビリテーションネットワーク」(通称リハネット)のメンバーとして、福島県二本松市の仮設住宅を訪問し、入居者へのマッサージ提供や健康体操教室の開催、エコバッグに刺繍や編み物を施す作業の実施、桜餅・柏餅作り等、仮設住宅の住民が気軽に参加できる環境づくりやヒューマンコミュニケーションを第一とした支援活動の取り組みを報告しました。

 そして、「協力隊経験者だからこそのボランティア意識の高さ、ほっとけない気持ちの強さ(ほっとけなイズム)が活動の原点であり、常にコミュニティへの意識とそれに関わり続けることで生み出されるものへの確信があるので、今後も継続してこの支援活動を行っていきたい」と熱く語っていました。





2012. 5.29