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外国語学部生の諏訪市でのまちづくり協力活動が地元紙で紹介されました

 記事が掲載されたのは8月3日付けの地方紙・長野日報の社会面で、本学外国語学部観光交流文化学科の2・3年生12名が、自転車で地域活性化を考える諏訪市の「スワサイクルプロジェクト」のメンバーと現地で意見交換を行い、若者の視点から自転車を活用したまちづくりについてさまざまな提案を行ったことが写真付き5段で紹介されています。

 長野県諏訪市と観光交流文化学科の井手拓郎講師は以前より交流があり、自転車観光振興のための調査事業として同プロジェクトより、首都圏在住の若者の視点で自転車のまちづくりについて提案してほしいと呼びかけがありました。学生12名は8月1日から現地を訪れて自転車で市内を巡り、8月2〜3日は自転車観光体験で気づいたことを地元の方々と共有し、自転車観光推進に向けての課題を明らかにしました。あわせて、課題に対する対応策についても協議しました。

 長野日報の記事では同プロジェクトとの意見交換の中で、学生側から「観光マップには自転車を使った時の目的地までの所要時間が書かれていない」や、「駐輪場の場所がわかりにくい」「走行していて歩行者との接触が怖かった」などの意見が出され、プロジェクト側から「普段気が付かない点や課題があぶりだされた」と評価していただいたことが記されています。

 今回の諏訪市・杏林大学の連携による調査事業の企画・進行を務めた観光交流文化学科の井手拓郎講師は、「今回の事業によって、諏訪市において自転車観光振興に向けての動きが活発になり、ワークショップによって出されたさまざまなアイディアが具体化することを期待しています。また本学学生にとって、大学で学んだことを地域という現場で活用できたことは貴重な経験であったと思います。これをきっかけとして、学生たちのさらなる成長を期待しています」と話しています。

2012.08.21