北京大学日本語MTIセンター(通訳翻訳修士課程)の開校式典で挨拶に立つ松田博青理事長
松田博青理事長は、9月8日(土)から9月11日(火)の日程で、北京語言大学ならびに北京大学の招聘により、両大学を訪問しました。塚本慶一国際交流センター長が随行しました。
杏林大学と学術交流協定校関係にある北京語言大学では、この9月に創立50周年を迎え、9日に、関係の深い本学をはじめ、世界70カ国の大学関係者や北京駐在40か国の大使、公使の出席のもとで、盛大な祝賀式典が挙行されました。
式典の間に、松田理事長は、崔希亮北京語言大学学長との面談を通じて、両校の国際交流を引き続き深めていきたいと語り合いました。
翌9月10日は、まず中日友好協会を訪問しました。井頓泉副会長をはじめ、同協会の関秘書長や本学へ派遣された研修生も同席し、日中両国の大学教育と人材育成、さらに今後の日中関係など、幅広い分野にわたって親しく懇談しました。
続いて、同日午後には、中国の高等教育機関における最高峰である北京大学の日本語MTIセンター(通訳翻訳修士課程)の開校式典に招かれました。
松田理事長はお祝いの言葉を述べ、その中で、自国の文化への十分な理解を深めつつ、外国語を習得し、文化交流の担い手となるように激励しました。そして、交流の志のある学生が、杏林大学に研修に訪れることを歓迎すると、エールを送りました。
その後、李岩松副学長との面談に臨みました(右写真) 。近々締結される予定の両校間の学術交流協定を機に、通訳翻訳分野中心の交流をさらに広げて、総合大学間の交流研修や共同研究を進めていきたいとの期待が双方から提案され、さらなる交流発展に意欲を示していました。
なお、上記 北京大学日本語MTIセンター(通訳翻訳修士課程)の設立については、
「人民網(人民日報日本語版)」(2012年9月11日付)に紹介されています。