10月6日(土)に開催されました第104回ACCP日本部会定期教育講演会において、ACCP日本部会賞を医学部第一内科学教室の石井晴之講師が受賞しました。
ACCP日本部会(アメリカ胸部医学会日本部会)とはAmerican College of Chest Physiciansの日本での活動を担って1969年に設立された日本の指導的な胸部疾患専門医の団体で、石井講師の臨床研究である『Comparative study of high-resolution CT findings between autoimmune and secondary pulmonary alveolar proteinosis.』が高く評価されました。この研究は難病である肺胞蛋白症という稀少肺疾患の早期発見に重要な画像診断情報を世界で初めて発表したもので、参考文献として世界的に頻用されているものです。今回の受賞について石井講師は「このような評価をしていただき、難病である稀少疾患の診療が注目されることを大変有難く思います。今後もより一層、難病疾患の臨床研究を進めていきたい」と話しています。