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杏林学園の一員としての自覚を持ち、ともに行動してゆこう

杏林学園は、大学、大学院、医学部付属看護専門学校、付属病院などを統括した組織です。
杏林学園の歴史は1966年、創設者である松田進勇先生が、三鷹キャンパスに衛生検査技師を養成する杏林学園短期大学を創立したことに始まります。
その後、1970年に医学部を開設し、杏林大学となりました。続いて、付属病院、付属看護専門学校、さらに保健学部、社会科学部、現在の総合政策学部、外国語学部、大学院等が開設され、現在に至っています。
ご存知のとおり、今日では医学部付属病院は東京の多摩地区の中心的な医療機関となっています。これは医師、看護師、メディカルスタッフ、職員の努力によるもので、社会からは極めて高い評価を受けています。

私は27年前に外科医として杏林大学に着任しました。その間、医療内容は充実し、施設等も整備され、現在では付属病院は国内有数のレベルにあります。
大学とこの付属病院を含め、学園に在籍する学生・教職員等の人数は、今年度の新入生・新入職員を合わせると、1万人近くになります。この大きな組織が杏林学園として一致して行動してゆくわけです。
皆さんはこの杏林学園の一員としての自覚を持って、先ほどの新入職員代表者の宣誓で述べられた気持ちを忘れないで行動してほしいと思います。

さて「杏林」の名は、中国に伝わる一つの故事に由来しています。
その昔、中国は廬山というところに董奉(とうほう)という医師がいました。彼は病に苦しむ人を治療し、治療代の代わりに病気が治った人には、記念として杏の苗を植えてもらいました。そうして、いつしか杏の木の林ができあがったといわれ、後世、良医を杏林と呼ぶようになりました。この故事にちなんで名付けた杏林大学ですが、中国でも「杏林」といえばよき医師を指すことで有名です。

杏林学園の建学の精神は「真善美の探究」です。「真」は真実・真理を極めるための謙虚な姿勢、「善」は健全な倫理観に支えられたよき人間性、人格を備えるということです。そして「美」は他者を尊敬し身を慎む、美しい生き方を意味しています。皆さんもこのような姿勢を心がけていただきたいと思います。この思想の中心にあるものは患者さんや、同僚など、他の人の心を十分思いやることが基本だと思っています。
社会や職場など多様な考えを持つ人の中では、コミュニケーションをとることが大事です。ここで大切なことは、他者の考えや気持ちを理解・共有し、そして自分の考えや気持ちをしっかり相手に伝えることです。これは社会人として、そして杏林学園の一員として重要なことです。

2016年、杏林学園は創立50周年を迎えるにあたり、様々な事業を予定しています。その一つとして、八王子にある保健学部、総合政策学部、外国語学部、大学院を三鷹に移転する計画があります。新しいキャンパスは、この三鷹キャンパスから吉祥寺寄りに700メートルほどのところに建設する予定です。
この大きな事業を遂行するために、新入職員の皆さんはじめ、在学生、教職員の力を借りて、ともに取り組んでいきたいと思っています。
最後になりましたが、自身の健康には十分留意してください。悩みやストレスを感じたら、職場の上司やカウンセラーに相談し、健康な心と体を維持していただきたいと思います。

平成25年度杏林学園入職式 学長式辞より


2013.4.5

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