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平成25年9月卒業式が行われました

院生・学部生38名に学位記授与

キャンパスに秋の風を感じるようになった9月13日(金)、午前11時から三鷹キャンパス大学院講堂で平成25年度前期学位記授与式及び9月卒業式が行われました。
保護者、教職員が見守るなか、式に臨んだのは、大学院では医学研究科7名、保健学研究科3名、国際協力研究科8名、学部では総合政策学部11名、外国語学部9名のあわせて38名でした。

大瀧純一保健学部長・保健学研究科長が学事報告を行い、大学院、学部の順で代表者1名にそれぞれの所属学部長・研究科長から学位記が授与されました。
続いて、卒業生にむけて跡見 裕 学長が式辞を、後藤 元 医学部長が祝辞を送りました。

跡見学長は、各人の努力と、家族や友人、学園教職員の支えにより手にした学位はこれからの教育・研究活動の大きな財産になると伝えました。そして、ips細胞を発見した山中伸弥先生をたゆまぬ努力と幸運に恵まれた素晴らしい研究者と紹介し、「世界中で行われている研究が無に終わることはありません。うまくいかない研究にこそ得るものは大きい」と研究者として歩みだす卒業生に、さまざまな困難を乗り越えてほしいとメッセージを送りました。総合政策学部、外国語学部の卒業生には、学部で進めているグローバル教育、地(知)の拠点事業についてふれ、「Moving global, Staying local は車の両輪と考えています。視野を広く、それぞれの地で活躍されることを期待します」とはなむけの言葉を送りました。

後藤医学部長は、研究に対する熱い思いとそれを実現するために、努力し続けた卒業生に対し、ねぎらいの言葉を送りました。そして、自らの40年の医師としての経験をふまえて、「どんなことにも一生懸命に取り組み、手を抜かないこと。そして、それがどのような結果であっても自分で引き受けること。最後に、その過程で、ちょっと立ち止まって相手の立場に立って考えてみること、の3つのことは大切です。この3つは高いハードルですが乗り越えていってほしい」とエールを送りました。

式のあとは研究科、学部に分かれて、一人ひとりに学位記が授与されました。荒川みどり准教授の指導を受けた現職の日本語教師は、「金田一秀穂教授、今泉喜一教授の授業の聴講生を経て大学院で学んだことで、深い知識と大きな自信がつきました。これからも日本語教師として多くの生徒に日本語の素晴らしさを伝えていきたい」と話しました。今泉教授の指導を受けた中国からの留学生は「今月末に家族の待つ中国に帰ります。大連で日本語教育にかかわる仕事がしたい」と話しました。
会場では学位記を手に記念写真を撮影したり、恩師との別れを惜しむ姿が見られました。

学事報告を行う大瀧保健学部長

学事報告を行う大瀧保健学部長

跡見学長式辞

跡見学長式辞

後藤医学部長祝辞

後藤医学部長祝辞

2013.9.13