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第1回杏林大学・地の拠点事業CCRCフォーラムを開催 150人が参加で大盛況

 この夏、文部科学省のプロジェクト「地(知)の拠点整備事業」に本学の計画が採択されたのを受けて、事業計画を広く知ってもらい、今後の進め方を参加者でともに検討しようという第1回杏林大学・地の拠点事業CCRCフォーラムが11月2日(土)午後、三鷹駅前の三鷹ネットワーク大学で開かれました。
 
 この「地(知)の拠点整備事業」は、大学が立地する自治体との連携を前提に全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を展開していくことを目的としたもので、この日のフォーラムには三鷹市、八王子市、羽村市の市長等関係者や市民、それに本学の教職員や学生等あわせて約150人が参加しました。

     150人が参加、超満員の会場

     150人が参加、超満員の会場

       挨拶する跡見裕学長

       挨拶する跡見裕学長

 開会の挨拶に立った跡見裕学長は、「文科省の事業公募には319件の申請があり、採択されたのは52件という難関でしたが、3市の強力な後押しにより採択されました」と3市にお礼を述べたあと、本学の事業計画「新しい都市型高齢社会における地域と大学の統合知の拠点」について説明しました。この中で跡見学長は「三鷹市等3市も全国の例にもれず急速に高齢化が進みます。アメリカでは1つの敷地の中で健康時から介護時まで継続的にケアを提供する高齢者コミュニティー(CCRC=Continuing Care Retirement Community)が広がりを見せているが、このシステムをそのまま日本に当てはめることは困難であり、Retirement=定年退職者という枠組みにとらわれない日本型モデルを検討する必要があるのではないでしょうか。超高齢社会を迎える中で、大学の教育・研究資源を動員し、行政・地域社会・地域産業体、シンクタンクを巻き込んだ日本型CCRC が発信出来ればと願っています」と応募の経緯と構想を語りました。
≫跡見学長挨拶全文

前列・左)村松八王子市副市長 左2番目)羽村市並木市長 左3番目)三鷹市清原市長

前列・左)村松八王子市副市長 左2番目)羽村市並木市長 左3番目)三鷹市清原市長

     古本泰之地域交流推進室長

     古本泰之地域交流推進室長

 続いて、三鷹市の清原慶子市長、八王子市の村松満副市長、羽村市の並木心市長からこれまでの本学との連携事業にそれぞれ触れながら今後の事業展開に期待する挨拶をいただいた後、地域交流推進室長で外国語学部の古本泰之准教授が「杏林大学の地域交流活動の現状と今後の展開」のテーマで報告しました。古本室長は「学園創立以来、医学部や保健学部による医療・健康面での地域貢献をはじめ、個別に地域交流活動が行われてきたが、2006年に地域交流委員会や地域交流課が発足するなど大学としての取り組み体制が整い、学生教育と社会貢献をセットにして語学などの教育ボランティアや観光イベントのサポート、地域の祭りへの参加等様々な活動が行われるようになった。最近は社会からの期待など外部環境の変化に伴って教育・研究・社会貢献を一体化した取り組みが求められるようになり文科省のプロジェクトに応募することになった」と本学の地域交流活動の歴史を述べました。そして今回採択された「新しい都市型高齢社会における地域と大学の統合知の拠点」の概要を説明した上で、「大学は様々な地域の課題をパートナー団体等と協議し、本学の教育・研究資源を活用して解決策を提示し、その成果をこうしたフォーラムで報告してまいります」と今後の方針を述べました。

     蒲生忍 杏林CCRC研究所長

     蒲生忍 杏林CCRC研究所長

 フォーラムでは最後に、杏林CCRC研究所長で保健学部の蒲生忍教授が「高齢化社会における大学の統合知の役割:杏林CCRC研究所の目指すもの」と題して講演しました。蒲生所長はアメリカで視察したCCRCの現場をスライドで紹介したあと、「アメリカ型のCCRCに対して、私たちは地域の現状に合わせてより広い意味に捉え、研究所をCenter for Comprehensive Regional Collaboration、即ち“杏林大学の知を地域社会と統合的に協働させる拠点”として、3市が直面することになる団塊世代の大量退職や世代間断絶による孤立社会など多様な課題に対して連携して取り組んでまいります。具体的には高齢化社会における『生きがい創出』『健康寿命延伸』そして『災害に備えるまちづくり』を取り上げていきたい」と研究所の方針を述べました。そして、教授自身がモットーとしているバルーンと自転車を組み合わせたスライドを示しながら、「鳥瞰的な視点と地域に根差し足元を見据えた視点を大切にして取り組みたい」と決意を述べました。
 会場では当初100席を用意していましたが、予想を大きく上回る参加者に他の階から急遽椅子を運び込み、会場を提供した三鷹ネットワーク大学の事務局員は「これだけの参加者は開設以来はじめてです」と驚いた様子でした。

   杏林CCRCラウンドテーブル(第1部)

   杏林CCRCラウンドテーブル(第1部)

        同左(第2部)

        同左(第2部)

 この日はフォーラムを挟んで本学と自治体等の関係者が地域課題を話し合う杏林CCRCラウンドテーブルが開催され、フォーラム開始前の1部では跡見学長等と3市の市長等による懇談が、フォーラム終了後にはそれぞれの実務担当者が一堂に会して今後の協働を約し、次回のラウンドテーブルを来年、八王子市で開催することを申し合わせました。

2013.11.5



跡見学長 開会挨拶詳報

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