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医学部衛生学公衆衛生学・吉田正雄講師が日本民族衛生学会総会優秀論文賞を受賞


 医学部衛生学公衆衛生学教室の吉田正雄講師が、平成25年11月15日〜16日に佐賀市で開催された第78回日本民族衛生学会総会において、優秀論文賞を受賞しました。

 この論文賞は、吉田講師がJournal of Health and Human Ecologyに投稿した論文“Association of Blood Pressure and Body Mass Index with Intraocular Pressure in Middle-aged and Older Japanese Residents”に対して授与されたもので、これは過去1年間に本誌に投稿された論文の中から、最も優れた論文に与えられる賞です。

 本論文は、緑内障の発症および進行と最も関連が深い眼圧に影響を及ぼす因子を大規模疫学研究に基づき明らかにしたものです。吉田講師は、「このような名誉ある賞を頂き、大変嬉しく思っております。これもこれまでご指導頂きました先生方、協力機関のスタッフの方々、そして何よりも本研究に協力して下さいました研究対象地域にお住いの皆様のお蔭と思っております。今後もさらに研究に邁進し、研究の成果を社会に還元できるように努めて参ります」と話しています。吉田講師はこの他にも、日本人約60万人の大規模コホートを対象に、高度近視に伴う網脈絡膜変性や白内障の発症リスクについても研究を進めており、失明予防に寄与する研究の発展が期待されます。




    
(左)吉田正雄講師 (右)大野秀樹 教授

(左)吉田正雄講師 (右)大野秀樹 教授

    
(左)苅田香苗 准教授 (右)吉田正雄講師

(左)苅田香苗 准教授 (右)吉田正雄講師


衛生学公衆衛生学教室 教授 大野秀樹
准教授 苅田香苗

2013.11.27