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感染症学教室で聖徳学園高校生が体験講義・実習を行いました

はじめに微生物や感染症について理解を深めるために講義を行いました

はじめに微生物や感染症について理解を深めるために講義を行いました

実習で手洗いチェッカーを確認。爪や指のあいだに洗い残しが!

実習で手洗いチェッカーを確認。爪や指のあいだに洗い残しが!

パームスタンプ培地に発育している細菌コロニーを観察する

パームスタンプ培地に発育している細菌コロニーを観察する

杏林大学では、大学での学びや研究の面白さを知ってもらおうと、高校生を対象とした体験講義・実習を実施しています。
11月30日(土)午後2時半から午後5時まで、聖徳学園中学高等学校の生徒10人が三鷹キャンパス基礎医学研究棟2階の実習室で、医学部感染症学教室教員(神谷茂教授他)による体験講義・実習を受けました。

この日のためにつくられた「細菌学体験実習テキスト」をもとに、20分程度の講義「細菌とはどんな生き物なのか」を受講し、続いて白衣に着替え、「手洗い効果の判定」、「グラム染色—手の表面にはどんな細菌がいるか?—」の2つの実習を約90分にわたり体験しました。

講義は、実習室内のモニターに映し出された「見てみよう!細菌の世界」のスライドをもとに、細菌、カビ、ウイルスといった微生物の仲間の性質や感染症や細菌との上手なつきあい方について理解を深めました。
講義をふまえて、生徒3人に感染症学教室の教員が1〜2人ついて、2種類の実習を行いました。手洗いは病原微生物からの感染予防対策としてとても重要です。日ごろ行っている手洗いの効果を手洗いチェッカーを用いて判定する「手洗い効果の判定」では、洗い残しを実際確認し、正しい手洗いのポイントをつかむことができました。
手指にどんな細菌がいるのかをグラム染色をして調べる実験「グラム染色 手の表面にはどんな細菌がいるのか?」は、教員の指導のもと前日から培養していた細菌のコロニーをスライドガラスに採り、乾燥、火炎固定、染色の工程を経て、顕微鏡でブドウ球菌や枯草菌の芽胞などを観察してスケッチを行いました。

塗抹:水を1滴のせたガラス面に微量の菌を塗り広げる

塗抹:水を1滴のせたガラス面に微量の菌を塗り広げる

固定:菌ついた面を上にしてバーナーの火炎の中をゆっくり3回通過

固定:菌のついた面を上にしてバーナーの火炎の中をゆっくり通過させる

鏡検:100倍の油浸系対物レンズを用いて観察する

鏡検:100倍の油浸系対物レンズを用いて観察する

生徒たちからは「聞いたことしかなかったブドウ球菌を初めて観察できた」「普段の実験と違う薬品や機器を使えて楽しかった」「手にある細菌の多さに驚いた」などの感想が聞かれました。

一連の体験実習を終え、神谷教授は聖徳学園の生徒へのメッセージとして“It is a long lane that has no turning”(明けぬ夜はない 吉川英治・訳)を示して「どんなに辛いことがあっても、頑張れば道は必ず拓けるので、勉学にスポーツに前向きに対応して下さい」と語りかけました。そして、「皆さんは将来、いろいろな道に進まれることでしょう。感染症分野の仕事に関心をもたれる人がいたならば、私たちは同じ研究者として喜んで迎えたいと思います」と振り返り、講座・実習を終えたことを証明する修了証を一人ひとりに手渡しました。

2013.12.2

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