平成25年10月30日〜11月1日に東京で開催されました第62回日本感染症学会東日本地方会学術集会において、保健学部看護学科の小林 治教授が発表された演題「冬季に高熱を訴える成人を対象としたxTAG RVP FASTによるウイルス検出状況」に最優秀賞が授与されました。
本研究は医学部救急医学講座(松田剛明教授)、医学部総合医療学講座(野村英樹教授)、医学部感染症学講座(神谷)と小林 治教授の保健学部看護学科医療科学Ⅱ研究室との共同研究プロジェクト「細菌感染合併が季節性インフルエンザの重症化に及ぼす影響に関する検討」を基盤としたものです。発表内容は医学部付属病院ATT(1・2次救急初期診療科)に高熱を主訴として受診された成人を対象として検体を採取し、医学部感染症学講座にて小林教授が新たに設置した機器を用いて患者から複数種の病原微生物を検出するシステムを確立し、その検出状況をまとめたものです。
本学内共同研究プロジェクトの研究成果が関連学会より高い評価を受けたことを共同研究者の一員として嬉しく思うとともに、小林 治教授をリーダーとする学部間連携共同プロジェクト研究の更なる発展を期待しております。