電車内で心肺停止の受験生を当院医師が救命 消防署から感謝状

2月13日(木)午前8時20分頃、中央線の下り快速電車が三鷹駅に到着した際、若い男性が突然倒れました。
居合わせた当院救急科の樽井武彦准教授や都立小児総合医療センターの看護師 熊谷貴子さんが他の乗客と協力してホーム上に男性を移しましたが、男性はすぐに呼吸停止となり、頸動脈も触知できず心肺停止と判断されました。樽井医師が心マッサージをしたところ、まもなく呼吸が戻り、脈拍も触れるようになり、男性は救急車で杏林大病院に搬送されたあと、14日(金)夕、無事に退院しました。
男性は当日午前10時から武蔵野市内にある大学で入学試験を受ける予定の高校3年生でした。

この人命救助に対し24日(月)、三鷹消防署から樽井准教授らに消防署長感謝状が贈られました。
贈呈式で三鷹消防署の増田哲生署長は「お二人の積極果敢な行動が一人の若者の命を救いました。この感謝状には東京都民すべての人からの感謝の気持ちが込められています」と迅速な対応を称えました。
感謝状を受けた樽井准教授は「今回はたまたま同じ車両にいた第一発見者の看護師の熊谷さんとともに救命活動ができたことはよかったです。救命医として当然のことをしたまでですが、実際に若い方の命が戻ってくる現場に立ち会えたことは非常に嬉しかったです」と話しています。

2014.2.24

増田署長から感謝状を受ける樽井医師(右)

増田署長から感謝状を受ける樽井医師(右)

救命活動をした熊谷さんとともに

救命活動をした熊谷さんとともに