4月24日から26日の3日間、広島市の広島国際会議場で開催された第103回日本病理学会総会の学生演題発表で、医学部の学生がポスター発表を行いました。
4年生の尾坂真さんは「子宮内膜、腹膜に転移を示した卵管原発明細胞癌の一例」について、3年生の秋田貴之さんは「HIVリンパ節炎とHIV顎下腺炎を伴った顎下腺原発Diffuse large B-cell lymphomaの一例」について発表しました。
当日は全国から医学部学生による116の演題が集まり、白熱した討論が行われました。発表終了後には、参加した学生が一堂に会し、お茶とお菓子で互いに親睦を深めました。尾坂さんと秋田さんは残念ながら優秀賞は逃しましたが、発表賞を受賞しました。
日本病理学会は、2005年に杏林大学病理学教室が主催した第95回総会から医学部学生の発表の場を設け、未来の病理医や病理研究者の育成に力を入れています。
杏林大学病理学教室では発表の参加希望者を毎年募っております。