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杏林大学井の頭キャンパス着工へ 新築工事起工式を挙行

 八王子キャンパスを三鷹キャンパス近くに移転し、2016年4月のオープンを予定している井の頭キャンパスは、建築基準法による建築確認申請が認められ、6月4日(水)午前、三鷹市下連雀の建設予定地で起工式が挙行されました。

 
 真夏を思わせる日差しが照りつける中、本部棟が設けられる予定地に式祭場となる紅白の幕を張ったテントが設えられ、祭壇を前に松田博青理事長をはじめ建築主側の学園関係者や松田平田設計、竹中工務店、三機工業など設計・施工関係者の50余名が参列し、荻窪八幡神社齋主により神事(地鎮祭)が執り行われました。修祓の儀に始まって、神職による祝詞奏上や関係者代表による鍬入れなどの儀式が厳かに行われ、松田博青理事長、跡見裕学長、中園正樹松田平田設計社長、宮下正裕竹中工務店社長の順に玉串を奉納して竣工予定の2016年1月までの1年8か月におよぶ工事の安全と順調な施工を祈願しました。
 
 続いて場所を工事作業事務所に移して祝賀会が開かれました。祝賀会には来賓としてお招きした地元三鷹市の清原慶子市長や吉野利明東京都議会議長、警察や消防などの関係者、近隣の方々などとともに、本学園の理事や評議員などもお祝いに駆けつけるなど、約90名が参列しました。

 建築主として冒頭挨拶に立った松田理事長は、井の頭キャンパスの土地取得までの経緯に触れ、「八王子キャンパス移転は長年の懸案事項でありました。今日この日を迎えるまでお世話になった全ての皆様の配慮に感謝致します」と述べました。
 次に設計者として松田平田設計の中園社長が、井の頭キャンパスの3つのコンセプトを披露し、(1)豊かな敷地に見合った欧米風の瀟洒な建物(2)近隣と調和した環境に優しい緑多きキャンパス(3)安心安全を重視したCCP工法と全棟免震構造を念頭に置いて設計にあたったことを説明し、「竹中工務店さん、三機工業さんと力を合わせ最高のキャンパスを完成します」と力強く挨拶しました。
 また、施工者として竹中工務店の宮下社長が、「全社を上げて安全、品質第一に工事を進めてまいります。松田平田設計さんとタッグを組んで素晴らしい井の頭キャンパスを完成していきます」と決意を述べました。
 最後に三鷹市の清原慶子市長が、「杏林大学八王子キャンパスの三鷹移転を心より歓迎します」と来賓の祝辞を述べ、乾杯の音頭をとりその後歓談に移りました。
 会場では杏林大学の将来像や、設計の苦労や工事の方法などをめぐってあちらこちらで懇談の輪ができ、終始和やかな雰囲気が漂っていました。
 工事は6月5日(木)から始まり、2016年1月頃に完成し、同年4月にオープンする予定です。

2014. 6. 5