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米マイアミ大学から学生10名が訪日、外国語学部生と交流

 6月12日から15日にかけて、アメリカ合衆国オハイオ州にあるマイアミ大学から、日本文化の体験を目的とした研修の一部として、10名の学生が杏林大学を訪れ、外国語学部の学生と交流しました。
 一行は、12日には坂本ロビン学部長による日本とアメリカの違いをテーマにした話を聞いたり、外国語学部の授業や国際交流プラザにある気軽に英会話を楽しむ英語サロンに参加したりしました。本学の学生にとっては、日頃授業で学んでいる英語を活かしながらアメリカの学生生活を知る場となり、一方、マイアミ大学の学生にとっては、初めて日本人と交流しながら文化や教育制度の違いを知る機会となり、互いに大変充実した時間になったようです。

 翌13日から15日は都内見学が中心となり、いずれの日も外国語学部のボランティア学生が案内をしました。13日には三鷹の森ジブリ美術館、14日にはグループに分かれて高尾山や秋葉原を訪れました。15日には、学生支援課が主催する歌舞伎鑑賞会に同行し、マイアミ大学の学生一行は大変貴重な経験が出来たと喜んでいました。本学の学生にとっては、普段当たり前と思っていた電車やバスの乗り方やレストランでの注文の仕方などが、外国人にとっては普通でないということに気付かされただけでなく、そのような違いを英語で説明しながら案内することの難しさを改めて感じる機会となったようです。

 短い期間ではありましたが、本学の学生にとっては非常に勉強になっただけでなく、更に英語力を伸ばそうという強い動機付けの機会にもなりました。また、私たち教員も、学生に普段の生活で英語を用いる場を提供することの重要性を再認識することが出来ました。今回の受け入れをきっかけに、マイアミ大学とは更に深い関係を構築していくとともに、今後、他の大学とも同じような交流が出来ないか模索していきたいと思います。

外国語学部准教授 岩本和良 2014.6.17