受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]

医学部1年生と学長の懇談会を開催

 学長が4学部すべての1年生と昼食を共にしながら、大学生活の印象や近況などを聞く懇談会が5月から各学部にて実施されています。
 医学部生との懇談会は4回に渡り、三鷹キャンパス本部棟6階会議室で行われます。
 2日(水)初回の懇談会では、冒頭に跡見裕学長から自身の医学部生時代の経験が語られると共に「基礎教養も身につけ幅広い視野を持った医師になってください」「運動やボランティアなど身体を動かすことも積極的にしてください」「日本の医師が海外で活躍するケースも増えています。経験を積むために海外で働くためには語学力が欠かせません。国際学会でも必要となる英語力をぜひ磨いてください」と学生へ語りかけました。

 杏林大学医学部の特徴である6年時でのクリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)は海外の病院でも実施できるため、学生の中には「今はまだ1年生ですが、いずれアメリカで研修をしたい」「研修医になった時にも、外国人の患者さんと接する機会はあるだろうから、その時に在学中の海外研修が生きると思う。国家試験の英語対策にもなるのでぜひ海外でのクリニカルクラークシップに参加したい」という声が挙がりました。
 また、「教養科目として文系の科目をもっと履修したい」という学生の声に対しては、「現在、外国語学部教員による科目や“地域と大学”という地域医療を考える医学部独自の科目などがあります。過密なカリキュラムで大変かとは思いますが、その他にも読書などで積極的に教養を磨いてください」と話しました。
 その他に学生からは、「テニス部のコートを増やしてほしい」などの要望が挙がりました。跡見学長からは日本の医療・医師の現状や欧米の医師・医学生についての話もされ、学生達は興味深く耳を傾けていました。
 最後に「大学の中心は学生です。今後も要望や改善点があれば忌憚なく意見を聞かせてください」と学生へ語りかけ、懇談会は終了しました。
 懇談会は、3日にも開催された他、7日、8日にも行われます。

2014.7.4