外国語学部は、2012年度に文部科学省「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」(旧:グローバル人材育成推進事業)の拠点大学となり、学部生の修得語学力基準を設定しています。
それを受け、今年はTOEICに特化した合宿を8月3日〜5日までの3日間、八王子セミナーハウスで開催し、2年生以上の意欲的な学生23名が参加しました。
まず初日に模擬テストを行い、7月31日に学内で実施されたTOEIC IPテストの結果と合わせて、2つのレベルにクラス分けがされました。その後、リスニング、リーディング、グラマーなどの各項目について、習熟度の浅いクラスでは、短文を使った読解や語彙の強化に力を入れ、習熟度の深いクラスでは長文の読解を行うなどの対策授業が実施されました。
2日目は、朝9時〜夕方5時頃まで授業を行った後、BBQで親睦を深め、さらにクラスによっては夜10時まで語彙強化特訓が行われるなど、密度の濃い一日となりました。
最終日には、総仕上げとして再度、模擬テストを行い、多くの学生が初日より高い得点をあげることができました。参加学生には、教職課程の履修者や観光分野などの就職を目指していたり、と明確な目標を持った人が多く、「TOEICテストの対策ポイントが分かった」「初めてこれほど集中して勉強した」など、手ごたえや達成感を覚えている様子でした。
このTOEIC合宿をステップとし、今後も継続して英語の学習に取り組んでもらいたいと思います。