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看護学専攻の学生がコニカミノルタ東京サイトで産業保健・看護実習を実施

 保健学部看護学科看護学専攻では、企業の場における産業保健の特徴や産業看護職の役割について理解を深めるために、4年次に産業保健・看護実習を行っています。
 10月28日(火)にコニカミノルタ東京サイト日野で行われた実習には、佐藤睦子准教授、加藤昌代助教の引率のもと41名の学生が参加しました。
 同社では企業のCSR活動(社会的責任、社会への積極的貢献)に力を入れており、その一環として、8年に渡り、本学看護学科生の実習受け入れにご協力いただいています。
 実習では始めに、コニカミノルタ株式会社 人事統括部健康管理部課長村田和繁氏より同社の事業概要やCSR活動などについて触れた後、「健康優良企業を目指しており、産業医22名・産業保健師が23名在籍し、手厚く従業員のケアを行っている」と自社の保健活動について説明がありました。

コニカミノルタ東京サイト日野

コニカミノルタ東京サイト日野

人事統括部健康管理部 村田課長

人事統括部健康管理部 村田課長

 このあと、産業医の杉山公太氏より、「従業員それぞれに合った保健指導を行うためには、本人の業務や職場への理解を深めることが大切である」などの説明があり、学生たちは熱心に耳を傾けていました。
 さらに、産業保健師の戸井田彩加氏より実際の産業看護活動について話があり、「健康管理のアプローチは、集団に対して行うものと個別に行うものがある。年に一度の従業員健康診断の実施や健診結果を元に個別サポートを行う」などの説明に、学生たちは聞き入っていました。またある男性社員の健康診断結果を例に挙げて、「自分が保健師であればどの様に指導をするか、他に必要な情報はなにか」などと問いかけられ、学生達は大学で学んだ知識を元に、相談しながら意見を述べました。2人の講師に対して学生達から活発に質問が寄せられ、戸井田氏は「病院であれば既に病気の人の治療を行い、治ればそれで終了となる。しかし、人が一生の中で多くの時間を過ごす職場では、病気の予防から長期間に渡り一人の人をサポートすることができる」と産業保健師として勤務する魅力を語り、深く頷く学生もいました。

分かりやすく説明をする杉山氏

分かりやすく説明をする杉山氏

事例を挙げ問いかける戸井田氏

事例を挙げ問いかける戸井田氏

生産ラインの説明をする花見氏

生産ラインの説明をする花見氏

 最後に、コニカミノルタ東京サイト日野構内に工場の生産ラインを構えている、コニカミノルタテクノプロダクト株式会社生産4グループの花見章氏より製造工程の説明がされた後、4つのグループに分かれ、X線検査用プレートの検査工程や化学薬品の生産工程などを見学しました。生産ラインにはどの様な危険が潜んでいるのか、労働者の職場環境を安全面や健康面から把握する「職場巡視」を職員の方と行い、グループごとに気づいた点や改善案などの発表を行いました。
 今回の実習を通して学生達は、産業保健師への理解を深められた様子で、「人の健康を支えるために、長期に渡り相手に寄り添い、予防から取り組める産業保健師の仕事に関心が高まりました」といった感想も聞かれました。
 実習を終えるにあたり、人事統括部健康管理部青木澄和氏より、「学生ならではの視点にこちらが気づかされることもあり、気が引き締まる思いです。今後もぜひ貴学と連携できればと思っています。学生の皆さんが、将来立派な看護師や産業保健師として活躍できることを願っています」とメッセージが寄せられました。
 学生達を引率した佐藤准教授は「企業の製造ラインの海外移転が進み、産業看護の実習先確保が難しくなっている中、長年CSRとして本学の実習にご協力いただき感謝しております。勤労者を対象とした保健活動の重要性が高まっている中で、企業における保健活動の実際を学ぶ本実習は大変貴重な機会です」と話しています。

2014.11.12

生産ラインを見学する学生

生産ラインを見学する学生

積極的に意見を述べる学生

積極的に意見を述べる学生

引率の佐藤准教授と加藤助教

引率の佐藤准教授と加藤助教

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