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杏林大学病院 東京DMAT隊
東京消防庁・狛江市合同総合水防訓練に参加

台風や集中豪雨が多発する時季を前にした5月30日(土)、東京都狛江市の多摩川河川敷で東京消防庁・狛江市合同総合水防訓練が行われ、杏林大学病院東京DMATが参加しました。

東京消防庁は毎年、市区等と合同で市民参加型の総合水防訓練を実施しています。
今回、東京DMATとして活動したのは、杏林大学病院救急科の落合剛二医師、持田勇希医師、救命救急センター 佐藤明実看護師、病院庶務課の橋詰崇課長補佐、鈴木孝昭係長の5名で、土砂災害現場で埋没車両内の傷病者1名を救助し、救急車で病院に搬送するまでの訓練をハイパーレスキュー隊とともに行いました。

土砂で半壊した家屋とその脇で横転した埋没車両が再現された土砂災害現場では、まず車両内に取り残された人を災害救助犬が発見し、ハイパーレスキュー隊が土砂を掘り起しました。通報により駆けつけた東京DMATは傷病者への身体所見、気管挿管、末梢確保など救出前の処置を声を掛け合いながら迅速に行い、患者を救急車で病院に搬送するまで一連の活動を行いました。

広大な会場では、他にもヘリコプターによる流出危険家屋からの救助活動や資器材投入演習、重機による浸食防止工法などが本番さながらに行われたほか、市民が参加して消防隊の指揮のもと浸水防止やマンホール噴出防止のために土のうを積む訓練なども行われました。

2015.6.1


災害救助犬が傷病者を発見

災害救助犬が傷病者を発見

現場を確認

現場を確認

車両に残された人を救出

車両に残された人を救出

処置をする様子

処置をする様子

救急車で病院に搬送

救急車で病院に搬送

ヘリコプターによる救助訓練

ヘリコプターによる救助訓練